源泉徴収税コード・レート・タイプ

源泉徴収税コードを定義する際には、源泉徴収税計算の基準となる税率タイプとしてパーセントまたはレート・スケジュールを指定します。

税率タイプの値は次のとおりです。

  • パーセント

  • 総額レート・スケジュール

  • 源泉徴収額レート・スケジュール

レート・タイプごとに、同じ源泉徴収税コードに対して、有効期間に応じて異なるレート期間詳細を指定できます。たとえば、ある年の源泉徴収税率を10パーセントにし、翌年は11パーセントにすることができます。

パーセント

様々な金額範囲に対して異なるレートを指定するのではなく、定率のパーセントを指定する必要がある場合は、「パーセント」を選択します。たとえば、源泉徴収税が指定した率の10パーセントで差し引かれる場合は、税率10パーセントでパーセント税率コードを作成します。

パーセント・レートは、税金レベルで定義されている税金しきい値管理と組み合せて使用できます。たとえば、特定の税金に対する源泉徴収が、特定の源泉徴収税期間に対して10,000 USDを超えないように制限されます。

総額レート・スケジュール

異なる請求書金額範囲に対して異なる税率パーセントを適用するには、「総額レート・スケジュール」を選択します。レート・スケジュールは、文書レベルまたは期間レベルで定義し、指定した期間におけるサプライヤからのすべての請求書金額を含めることができます。たとえば、サプライヤからの請求書金額の最初の10,000 USDについては、年度ごとの源泉徴収税率を10パーセントにする税コードを定義します。次に、最初の10,000 USDを超えた分には15パーセントの税率を定義します。

必要に応じて、最大金額範囲の「金額: 至」を定義することで、文書限界または期間制限をレート・スケジュールに組み込むことができます。

源泉徴収額レート・スケジュール

異なる源泉徴収額範囲に対して異なる税率パーセントを適用するには、「源泉徴収額レート・スケジュール」を選択します。レート・スケジュールは、文書レベルまたは期間レベルで定義し、指定した期間におけるサプライヤからのすべての請求書金額を含めることができます。たとえば、サプライヤからの源泉徴収額の最初の1,000 USDについては、年度ごとの源泉徴収税率を10パーセントにする税コードを定義します。次に、最初の1,000 USDを超えた分には15パーセントの税率を定義します。

必要に応じて、最大金額範囲の「金額: 至」を定義することで、文書限界または期間制限をレート・スケジュールに組み込むことができます。