ターゲット稼働率の管理

目標稼働率とは、プロジェクト・エンタープライズ労務リソースが割当てられたプロジェクトの作業をする予定の時間数をそのリソースの稼働可能な時間数と比較した比率です。Oracle Fusion Project Resource Managementでは、プロジェクト・リソースの予測稼働および実績稼働とターゲット稼働率を比較します

企業のターゲット稼働率を定義し、特定のジョブのターゲット稼働率上書きを定義できます。上書き率は、Oracle Fusion HCMにジョブ・タイトルを持つリソース、つまり従業員または派遣就業者であるリソースに適用されます。

ターゲット稼働率およびジョブ固有の上書きを定義するには:

  1. ナビゲータ」→「設定および保守」をクリックし、「ターゲット稼働率の管理」タスクを検索します。

  2. ターゲット稼働率の管理」リンクをクリックします。

  3. 企業のターゲット稼働率を0から100の範囲で入力します。デフォルトの企業のターゲット稼働率は100です。

  4. 「ターゲット稼働率の管理」ページの「行の追加」アイコンをクリックします。

  5. 「ジョブ」選択リストからジョブを選択します。

  6. ターゲット稼働率」フィールドに0から100の範囲の割合を入力します。デフォルトのターゲット稼働率は100です。リソースのジョブにターゲット稼働率がない場合は、そのリソースの企業のターゲット稼働率が使用されます。この割合で、次のことが行われます。

    • そのジョブが指定されたすべてのプロジェクト・エンタープライズ労務リソースに適用されます。

    • 企業のターゲット稼働率が上書きされます。

  7. 「保存してクローズ」をクリックします。