プロジェクト資産を作成するにはどうすればよいですか
プロジェクト資産を使用して、資産配賦、資産明細グループ化などのプロジェクト関連アクティビティの資産詳細を管理します。プロジェクト資産は実績資産を表しません。Oracle Assets資産はこれを行います。
プロジェクト資産をタスクに割り当て、タスク関連コストを収集できます。その後、これらのコストを、これらのプロジェクト資産に割り当てられる資産明細にグループ化できます。
資産明細は次のように作成されます。
- 特定の資産専用のタスクに関連付けられたすべてのプロジェクト・コストは、その資産に自動的に割り当てられます。
- 複数の資産専用のタスクに関連付けられたプロジェクト・コストは、プロジェクトに指定された資産コスト配賦方法に応じて複数の資産明細に分割されます。
- 共通プロジェクト・コストは、プロジェクトに指定された資産コスト配賦方法に応じて複数の資産明細に分割されます。
プロジェクト資産は、「プロジェクト」→「資産」UIを使用して作成できます。この目的のためにプロジェクト財務管理UIを使用することもできます。これらのオプションとは別に、ファイルベース・データ・インポート、ADFデスクトップ統合(ADFdi)シートまたはprojectAssets REST APIを使用することもできます。
「プロジェクト」→「資産」ユーザー・インタフェースを使用したプロジェクト資産の作成
「プロジェクト」→「資産」UIを使用してプロジェクト資産を作成するには:
- 「プロジェクト」→「資産」にナビゲートします。
- 表示される資産の概要ページのサイド・パネルから、「資産プロジェクトの管理」をクリックします。
- 資産を作成するプロジェクトを検索して選択します。
- 「処理」→「資本資産の管理」をクリックします。
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新しいプロジェクト資産をリストする、上にある行を選択し、「処理」→「行の追加」をクリックするか、「プロジェクト資本資産」表の上部にある「行の追加」アイコンをクリックします。これにより、選択した行の上に新しいプロジェクト資産の行が追加されます。
追加したプロジェクト資産の詳細を指定する必要があります。
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「資産名」を入力し、「プロジェクト資産タイプ」フィールドをクリックして、資産に関連付けられたコストが見積か施工完了時かを指定します。ノート: 資産コスト配賦方法を使用してこの資産に関連付けられたコストをタスク間で配賦する場合は、このフィールドで「施工完了時」を選択する必要があります。
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プロジェクト資産タイプとして「施工完了時」を選択した場合は、「事業供用実績日」を使用して、資産を使用する準備を整える予定の期限日を指定します。この日付は、現在または前の会計期間内にできます。
ノート:
- 資産をOracle Assetsにインタフェースするには、完了済資産の事業供用実績日を指定する必要があります。
- Oracle Projectsで資産を事業供用した後は、この日付を変更できません。