プロジェクトのインポート
プロジェクト、タスク、トランザクション管理、プロジェクト・チーム・メンバーおよびその他のプロジェクト詳細を作成するか、またはプロジェクト・インタフェースのマクロ対応Excelワークブック・テンプレートを使用し、いくつかのスケジュール済プロセスを実行して、それらをサードパーティ・アプリケーションからインポートできます。
プロジェクトのインポートのExcelワークブック・テンプレートの詳細は、『PPMのファイルベース・データ・インポート』ガイドを参照してください。
「プロジェクトのインポート」ファイルベース・データ・インポート・プロセスを使用してプロジェクトを更新することもできます。プロジェクトを更新するには、対応する列にプロジェクト名と更新する値を入力します。たとえば、完了したプロジェクトを一括でクローズするには、「プロジェクト名」列にプロジェクト名を入力し、「プロジェクト・ステータス」列に「クローズ済」と入力します。同様に、プロジェクト名を更新するには、「プロジェクト番号」列にプロジェクト番号を入力し、「プロジェクト名」列に新しいプロジェクト名を入力します。
「プロジェクト」ワークシートでは、次の属性のみを更新できます:
- プロジェクト名
- ソース・アプリケーション・コード
- ソース・アプリケーション参照
- 表示専用プロジェクト・プラン・アクセス・コード
- 組織
- プロジェクト摘要
- プロジェクト・マネージャEメール
- プロジェクト・マネージャ番号
- プロジェクト・マネージャ名
- プロジェクト開始日
- プロジェクト終了日
- プロジェクト・ステータス
- 優先度コード
- サービス・タイプ・コード
- 作業タイプ
- トランザクション管理に制限
- 予算管理使用可能
- 間接費スケジュール
- 間接費予定確定日
- KPI通知使用可能
- プロジェクト・マネージャにKPI通知使用可能
- KPI通知へのノートの追加
- 付加フレックスフィールド
Excelテンプレートは、次のワークシートで構成されています。
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指示およびCSV生成: データ・ファイルをアップロード用に準備するための表固有の特記事項、ガイドライン、書式設定されたスプレッドシートおよび推奨事項。
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プロジェクト: プロジェクト名、プロジェクト番号、ソース・テンプレート番号、組織、法的エンティティなどのプロジェクト詳細。
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タスク: プロジェクト名、タスク名、タスク番号、タスク摘要、親タスク番号、プランニング開始日、プランニング終了日などのプロジェクト・タスク詳細。
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トランザクション管理: トランザクション管理参照、プロジェクト名、タスク番号、タスク名、支出カテゴリなどのプロジェクトおよびタスク・トランザクション管理詳細。
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プロジェクト・チーム・メンバー: プロジェクト名、チーム・メンバー番号、チーム・メンバー名、プロジェクト・ロール、開始日、終了日などのプロジェクト・チーム・メンバー詳細。
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プロジェクト分類: プロジェクト名、区分カテゴリ、区分コードおよびコード・パーセントなどのプロジェクト分類詳細。
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プロジェクト経費リソース: プロジェクト名、リソース名、経費計画金額などのプロジェクト経費リソース詳細。
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タスク・リソース: プロジェクト名、タスク番号、タスク名、リソース・タイプ、プライマリ・リソース、様々な経費リソース金額などのタスク・リソース詳細。
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タスクの依存関係: プロジェクト名、タスク番号、タスク名、先行タスク番号、先行タスク名、依存関係タイプなどのタスク依存関係詳細。
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チーム・メンバーの進捗: プロジェクト名、タスク番号、タスク名、実績開始日、実績終了日、従事(時間)などのチーム・メンバーの進捗詳細。ノート: 「プロジェクトのインポート」FBDIを使用すると、財務マイルストンおよび非財務マイルストンをインポートできます。「完了率」、「実績開始日」および「実績終了日」属性を使用して、「未開始」、「進行中」または「完了」マイルストンをインポートします。たとえば、「完了」ステータスのマイルストンをインポートするには、「完了率」または「実績終了日」として100と入力します。同様に、「進行中」ステータスのマイルストンをインポートするには、「完了率」または「実績開始日」として100未満の値を入力します。
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プロジェクト・コード: プロジェクト名、プロジェクト属性値セットなどのプロジェクト・コード詳細。
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タスク・コード: プロジェクト名、タスク番号、タスク名、タスク属性値セットなどのタスク・コード詳細。
プロジェクトをインポートするには:
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プロジェクト・インタフェースのマクロ対応Excelワークブック・テンプレートを使用してデータを準備します。
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テンプレートのCSVファイルの生成をクリックし、プロジェクトのカンマ区切り値ファイルを作成します。
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「ファイル・インポートおよびエクスポート」ページに移動します。
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「処理」メニューから「アップロード」をクリックします。
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「ファイルのアップロード」ウィンドウで、プロジェクト・データを含むCSVファイルを参照します。
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ファイルをアップロードするOracle WebCenter Content Managementアカウントを選択します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
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「スケジュール済プロセス」ページに移動します。
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「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」プロセスを発行して、CSVファイルからアプリケーション関連のオープン・インタフェース表にプロジェクト・データをロードします。
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「プロジェクトのインポート」プロセスを発行して、オープン・インタフェース表からPPM Cloudアプリケーションにデータを取り込みます。
インポートのためのインタフェース・ファイルのロード・プロセスのパラメータ
プロジェクト名: 自
プロジェクト・データをインポートして処理するために提供されるプロジェクト範囲内の開始プロジェクト名。
プロジェクト名: 至
プロジェクト・データをインポートして処理するために提供されるプロジェクト範囲内の終了プロジェクト名。
すべてのプロジェクトを含める場合は、「プロジェクト名: 自」および「プロジェクト名: 至」パラメータを空白のままにします。
レポート成功詳細
正常にインポートまたは作成されたプロジェクト、タスク、トランザクション管理、プロジェクト・チーム・メンバー、プロジェクト分類、プロジェクト経費リソース、タスク・リソース、タスク依存関係、チーム・メンバー進捗、プロジェクト・コードおよびタスク・コードを出力レポートで表示するためのオプション。
出力レポート
このプロセスで、Import Projects.pdfという名前のファイルが生成されます。プロセスでエラーが発生すると、アプリケーションによってImport Projects Rejections.xlsという名前の追加の出力ファイルも生成されます。
PDFレポートには、インポート・プロセス時に発生した処理のエラー、警告および例外が表示されます。正常にインポートされたプロジェクト、タスク、トランザクション管理、プロジェクト・チーム・メンバー、プロジェクト分類、プロジェクト経費リソース、タスク・リソース、タスク依存関係、チーム・メンバー進捗、プロジェクト・コードおよびタスク・コードをすべて表示するには、プロセスの詳細ウィンドウの「レポート成功詳細」リストから「はい」を選択します。データの問題を修正し、更新したデータをインタフェース表にリロードして、「プロジェクトのインポート」プロセスを再発行します。
Excelシートには失敗したレコードのみがリストされ、詳細なエラー・メッセージが各行に示されます。Excelシートを使用してエラーを修正し、CSVファイルを再度生成します。すべての行がインポートされるまでプロセスを再発行します。