リソースの予測稼働率の計算方法
「リソース稼働率データの更新」プロセスでは、現行週および次の2週間、4週間、8週間および13週間の個々のリソースおよびリソース・プールの予測稼働率が更新されます。
次に対応するのに十分な頻度で「リソース稼働データの更新」プロセスを実行します。
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新規リソースまたは割当
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リソース・プール・メンバーシップの日付の変更
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リソース・カレンダの変更
リソースの予測稼働率に影響を及ぼす要因
リソースの予測稼働率には、次の要因が影響を及ぼします。
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「リソース稼働率データの更新」プロセスでは、週が日曜日から土曜日までと定義されています。プロセスを実行する日に関係なく、現行週には日曜日から土曜日までの7日間すべてが含まれます。
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「リソース稼働率データの更新」を日曜日より後に実行すると、現行週の最初の日は前の日曜日になります。
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日曜日にプロセスを実行すると、現行週はその日から始まります。
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リソースの稼働可能時間はリソース・カレンダに基づいています。たとえば、リソース・カレンダは、月曜日から金曜日、1日当たり8時間に設定できます。リソースの稼働可能時間を決定する際に、会社の休日は考慮されません。
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プロジェクト割当でリソースが作業するように割り当てられている時間数には、「確認済」、「予約済」または「修正待ち」のステータスの割当が含まれます。
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「リソース稼働データの更新」プロセスでは、リソース・プール(「非アクティブなリソース・プール・メンバーシップ」プールを除く)の現行メンバーであるすべてのリソースの予測稼働が計算されます。
リソースの予測稼働率の計算方法
予測稼働率はリソース・プールの個々のリソースに対して計算され、プールの予測稼働率に積み上げられます。
現行週および次の12週間の週次間隔でリソースの予測稼働率を計算するために、「リソース稼働率データの更新」プロセスでは、各週のリソースが割当てられたプロジェクトの作業に要する時間が、その週のリソースの稼働可能時間で除算されます。
このプロセスでは、13週間の累積予測稼働率も計算されます。たとえば、このプロセスでは、リソースが割当られたプロジェクトの作業に要する時間の合計が、現行週および次の3週間のリソースの稼働可能時間で除算されて、4週間隔の予測稼働率が計算されます。
リソース・マネージャ・ダッシュボードには、現行週および次の2週間、4週間、8週間および13週間のリソースまたはリソース・プールの予測稼働率を表示できます。
このプロセスには、リソース・プールのリソースの日付範囲内である日数に対してのみリソースの割当時間数および稼働可能時間数が含まれます。