プログラムの管理に関する考慮事項

次に、プログラムを管理するためのいくつかの考慮事項を示します。

プログラム構造

  • 最大3レベルのプログラム階層構造を作成できます。ルート親プログラムには、2つの子プログラムを含めることができます。
  • プログラムを別の階層に移動することも、ルート親プログラムにすることもできます。
  • プロジェクトをプログラム階層に割り当てることができるのは1回のみです。ただし、プログラムの下に必要な数のプロジェクトを追加できます。
  • ユーザー・インタフェースでドラッグ・アンド・ドロップ機能を使用して、プロジェクトおよびプログラムを移動します。

プログラムのセキュリティ

プログラムへのアクセスは、メンバーのアクセス値によって決まります。

  • プログラム・マネージャは、所有するプログラム、およびコントリビュータとして追加されるプログラムを作成、編集、削除および分析できます。また、同じプログラム・セットのOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)分析を表示することもできます。
  • プロジェクト・エグゼクティブは、メンバーとして追加されたプログラムのOTBI分析のみを表示できます。
  • 子プログラムは、公開アクセス設定に加えて、親プログラムからメンバーおよびアクセス・タイプを継承します。

プログラム・パフォーマンス

  • 「プロジェクト・パフォーマンス・データの更新」プロセスでは、入力した基準に一致するプロジェクトが更新されます。プロジェクトがプログラムに割り当てられている場合、集計済プログラムの合計がプロジェクトの最新のパフォーマンスに基づいて再計算されます。親および親の親プログラムの合計も、プログラムが階層の一部である場合は再計算されます。
  • 「プログラム・パフォーマンス・データの更新」プロセスでは、基準に一致するプログラムが更新されます。割り当てられたプロジェクトのパフォーマンスが最初に更新され、次に要約されてプログラムに対して集計および計算されます。親および親の親プログラムの合計も、プログラムが階層の一部である場合は再計算されます。このプロセスは、アドホック要求のために、およびプログラムのオプションや通貨を変更するときにプログラム合計をリフレッシュするために使用します。

プログラム・マネージャ・プリファレンス

デフォルト値を変更すると、アプリケーションによってプリファレンスが保存されます。プリファレンスには、進捗および財務メジャーのヘッドライン・インサイト、通貨および分析ビューが含まれます。また、カスタム分析ビューを1つ作成することもできます。