異なる通貨を使用したKPIしきい値の例

通貨ベースKPIでは、各通貨について別々のしきい値範囲を設定すると、確実にしきい値を特定の通貨の金額に適用できます。

異なる通貨に対するしきい値レベルの例

次の例では、各通貨に対して異なるしきい値レベルを設定する方法を説明します。

Vision Corporationは、人事管理ソフトウェアの販売とインストールを行っています。インストール・プロジェクトに使用される標準KPIは、期間累計(PTD)請求額です。プロジェクトは、米国ドル(USD)、日本円(JPY)およびインド・ルピー(INR)など、異なるプロジェクトおよび元帳通貨を使用する様々な国で実施されます。

元帳通貨がUSDであるプロジェクトのPTD請求額は、値が0から3,000USDの間である場合、クリティカルとなります。元帳通貨がINRであるプロジェクトのPTD請求額は、値が0から50,000INRの間である場合、クリティカルとなります。通貨しきい値は、通貨換算とは独立したものです。