アクセス・シミュレーション

シミュレーションでは、アクセス・コントロールによって識別されたインシデントを解決するためにセキュリティ・モデルで行う可能性がある変更の影響をプレビューします。

シミュレーションは、改善ステップで構成され、それぞれのステップでロール階層からのアクセス・ポイントの削除を仮定しています。(その階層内から到達した)そのアクセス・ポイントに関係するインシデントは、アクセス・ポイントが実際に削除された場合に解決されます。

コントロール・インシデントのビジュアライゼーションからシミュレーションを作成できます。これにより、改善ステップのフォーカスとして示されるアクセス・ポイントを使用できます。シミュレーション・ジョブが単一のコントロールに基づいており、実行に時間がかからないため、この方法をお薦めします。

または、「アクセス・シミュレーション」ページから開始できます。これは、シミュレーション・ジョブにすべてのコントロールが含まれており、実行に時間がかかるため、通常はお薦めしません。ただし、コントロール全体をシミュレートする場合、または改善ステップに含めるアクセス・ポイントおよびロール階層内のアクセス・ポイントとの関係がわかっている場合は、このオプションが望ましいことがあります。

「アクセス・シミュレーション」ページにアクセスするには、「結果」作業領域で「アクセス・シミュレーション」タブを選択します。ページ内の各行は、既存のシミュレーションに関する要約情報を提供します。1つの名前をクリックすると、その構成の完全な詳細が表示されたページが開きます。