インポート・ファイルの編集
ファイルをインポートしてオブジェクトを作成したら、ファイルを変更して再度インポートし、それらのオブジェクトをリフレッシュできます。オブジェクトをリフレッシュするかわりに、置換できます。どちらの場合も、可能な変更には制限があり、それらの制限は実行する処理によって異なります。
オブジェクトをリフレッシュするには、オブジェクトの最新のBOグループ名、BO名、属性および関係を指定するインポート・ファイルから始める必要があります。リフレッシュするオブジェクトをアプリケーションからエクスポートすることをお薦めします。このようにすることで、インポート失敗の原因となるような変更が最初からファイルに含まれていないことを確認できます。
リフレッシュに対して実行できる処理と実行できない処理は次のとおりです。
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BOグループ定義シート: 既存のグループを削除したり、名前を変更しないでください。BOグループ・タイプの値は変更できます。
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BO定義シート: 既存のオブジェクトの行は削除しないでください。既存のオブジェクトの名前、グループまたはBO Key1の値は変更しないでください。BOカテゴリの値は変更できます。キーを追加することも、BO Key1以外のキーを変更または削除することもできます。行を追加して新しいオブジェクトを作成できます。
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「属性定義」シート: 既存の属性の行は削除しないでください。既存の属性の名前を変更したり、それが属するビジネス・オブジェクトを変更しないでください。属性のデータ型が元々Integer、LongまたはDoubleの場合、元の値から他の2つのいずれかに変更できます。ただし、データ型がStringまたはTime stampの場合は変更できません。新しい属性を定義する行を追加できます。それぞれについて、新しい属性の値を指定するために、該当するData-[Object Name]シートに列も追加する必要があります。
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Data-[Object Name]シート: 値の行を追加、編集または削除できます。オブジェクトに列を追加できます(「属性定義」シートで列ヘッダーを属性として定義した場合)。列を削除したり、既存の列の属性名を更新しないでください。
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ファイルには、複数のオブジェクトまたは複数のグループを定義できます。エクスポートするオブジェクトを選択すると、実際には、そのオブジェクトと、潜在的に任意の数の他のオブジェクトを作成したファイルがエクスポートされます。変更しないオブジェクトおよびグループに適用されるデータは保持する必要があります。
1つ以上の属性が適切でなくなったため、オブジェクトを置換できます。次の2つのオプションがあります。
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新しいオブジェクトをインポートして、古いオブジェクトのままにすることができます。新しいオブジェクトのファイルで、一意のBOグループ名およびBO名の値を指定する必要があります。それ以外にも、新しいファイルを作成するか、テンプレートとして機能する古いファイルのコピーを編集するかに関係なく、ファイルを作成するための基本ルールが適用されます。
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他のオブジェクトを含まないインポート・ファイルに属するオブジェクトを置換する場合は、元のオブジェクトを削除してから、新しいオブジェクトをかわりにインポートできます。標準の手順に従って新しいオブジェクトを作成します。新しいオブジェクトをインポートする前に古いオブジェクトを削除した場合は、BOグループ名およびBO名の値を再利用できます。