財務レポート・コンプライアンス・オブジェクトへのコントロールの関連付け
「詳細」ページで「インシデント」結果タイプを選択した場合、「コントロールのデプロイ: 関連レコード」ページを使用して、作成する拡張コントロールをOracle Fusion Cloud Financial Reporting Complianceで定義されたプロセス、リスクまたはコントロールに関連付けることができます。
関係が作成されると、次のようになります。
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Oracle Fusion Cloud Advanced Controlsでは、拡張コントロールを表示または編集するためのページに「関連レコード」パネルが組み込まれています。ここには、ここで選択するOracle Financial Reporting Complianceオブジェクトがリストされます。関連レコードをクリックすると、その定義を表示できます。
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また、Oracle Advanced Controlsでは、インシデントを表示または編集するためのページにも「関連レコード」パネルが追加されます。ここには、インシデントを生成したコントロールに対して選択されているOracle Financial Reporting Complianceオブジェクトがリストされます。再度、関連レコードをクリックすると、その定義を表示できます。
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Oracle Financial Reporting Complianceでは、オブジェクト・レコードに「拡張コントロール」タブが含まれます。プロセス、リスクまたはコントロールが関連している拡張コントロールが表示されます。各コントロールのレコードから、そのインシデントを表示できます。
関係を作成するには、次の手順を実行します。
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デプロイする拡張コントロールに関連付けるOracle Financial Reporting Complianceオブジェクトのタイプを選択します。「プロセス」、「リスク」または「コントロール」を選択できます。
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「関連オブジェクトの追加」を選択します。
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「検索」ダイアログで、Oracle Financial Reporting Complianceオブジェクトのフィルタ済セットをリストするパラメータ値を指定します。「検索」をクリックすると、検索パラメータを満たすオブジェクトがリストされます。
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リストから任意の数のオブジェクトを選択し、「OK」をクリックします。
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必要に応じて、別のタイプを選択して(ステップ1を繰り返し)、そのタイプのオブジェクトを追加します(ステップ2から4を繰り返します)。
Oracle Financial Reporting Complianceオブジェクトの関連付けは、結果タイプが「データ・セット」であるコントロールには役立ちません。これらのオブジェクトとともに表示されるインシデントが生成されないためです。