コントロール・オブジェクトの概要
コントロールはあなたの会社が取っているリスクに対処するために使用する手段です。これは、Oracle Risk Management Cloud サービスの外部で、他のシステムで自動的にあるいは手動で実行される処理について説明したものです。
任意の数のコントロールを指定したリスクに適用できます。これらのコントロールは、リスクの作成または編集時にリスクに関連付けられます。コントロールには、リスクを処理する際に各コントロールが担うロールを定義する階層化値が指定されます。リスクを構成する際には階層化が発生しますが、コントロールの作成時には、コントロールが担うロールを考慮する必要があります。
コントロールごとに、テスト計画を作成できます。これにより、コントロールが有効かどうかを判断する際に従うステップを文書化します。ユーザーは、テスト計画を実行すると同時に、計画の作成対象となるコントロールのアセスメントを完了します。コントロールには複数のテスト計画を含めることができますが、アセスメント・アクティビティ・タイプごとに1つのみです。
コントロールを使用するには、「リスク管理」>「コントロール」を選択します。次に、タブを選択します。
- ワークリストには、コントロール関連のワークリスト割当が表示されます。
- コントロールは、承認されているコントロールをリストするページを開きます。そのリストで、コントロールの名前をクリックしてそのレコードを開きます。個々のコントロール・レコードには、その定義、テスト計画、そのアセスメント、それに対して発生した問題および関連する拡張コントロールを表示するタブが含まれます。
- アセスメントでは、完了、レビューまたは承認するコントロール・アセスメントをリストするページが開きます。