2 リカバリ・アプライアンス
この章では、リカバリ・アプライアンスのメトリックについて説明します。
各メトリックの次の情報を提供します。
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説明
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メトリック表
メトリック表は、次のメトリック(ターゲット・バージョン、デフォルトの収集頻度、デフォルトの警告のしきい値、デフォルトのクリティカルのしきい値、およびアラート・テキスト)のすべて、または一部を含めることができます。
送信/受信したデータ
これらのメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、バックアップされたデータ、テープにコピーされたデータ、およびレプリケートされたデータに関する情報を収集します。
ターゲット・バージョン: すべてのバージョン
収集頻度: 5分ごと
データ・ソース: リカバリ・アプライアンス・データベース内のRA_DATABASEビュー
ユーザー処理: 該当なし
メトリック | 説明 |
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バックアップ・データ転送速度(GB/s) | このメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、リカバリ・アプライアンスが収集中のバックアップ・データの転送速度(GB/秒)を表します。 |
累積バックアップ・データ・デルタ(GB) | このメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、このメトリックの前回の収集以降に受信したバックアップ・データの累積容量の変化を表します。 |
累積バックアップ・データ受信済(GB) | このメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、リカバリ・アプライアンスが受信したバックアップ・データの累積容量を表します。 |
累積Copy-to-Tapeデータ・デルタ(GB) | このメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、このメトリックの前回の収集以降にテープにコピーされたバックアップ・データの累積容量の変化を表します。 |
累積Copy-to-Tapeデータ送信済(GB) | このメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、テープにコピーされたデータの累積容量を示します。 |
累積レプリケーション・データ・デルタ(GB) | このメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、前回の収集以降にレプリケートしたデータの累積容量の変化を表します。 |
累積レプリケーション・データ送信済(GB) | このメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、レプリケートされたデータの累積容量を示します。 |
レプリケーション・データ転送速度(GB/s) | このメトリックは、保護されたすべてのデータベースについて、データがレプリケートされる転送速度を示します。 |
ヘルス
これらのメトリックは、リカバリ・アプライアンスのインシデント・データを収集します。
Zero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA)ターゲットのヘルス・メトリックには、アプライアンスによって保護されているデータベースの内部操作とステータスをモニターしながら、リカバリ・アプライアンスによって生成されたすべてのインシデントがリストされます。この情報は、リカバリ・アプライアンスのRA_INCIDENT_LOGビューから取得されます。
重大度がWARNING、ERRORまたはINTERNALのすべてのリカバリ・アプライアンス・インシデントでは、Oracle Enterprise Managerで既存のアラートが発生します。このため、アラートは比較的大量になりますが、次のメトリック収集のプロパティを設定してフィルタし、これらのアラートの一部のみを通知することもできます。
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ignorePattern
: このプロパティを使用して、インシデントのフィルタ処理に使用できる正規表現パターンを指定できます。このパターンはヘルス・メトリックの「エラー・テキスト」列に適用され、このパターンに一致する行が自動的にフィルタ処理され、Oracle Enterprise Managerのヘルス・メトリックの一部として収集されません。これにより、リカバリ・アプライアンスで生成されるアラートの数が大幅に削減されます。ORA-45175エラーを表示しない場合は、"ORA-45175"をパターン.*ORA-*(45175)\D.*
に追加する必要があります。また、無視する他のORAエラーを同じパターン.*ORA-*(-45160|45175|45168)\D.*
に追加できます。 -
ignoreProtectionPolicies
: ヘルス・メトリックでこのプロパティを使用すると、特定の保護ポリシーに関連付けられたデータベースに対して生成されたインシデントを無視できます。特定のデータベースのバックアップが意図的に停止された場合(データベースのリタイアなど)、それらのデータベースのインシデントがリカバリ・アプライアンスで生成されます。"DECOMMISSIONED"という新しい保護ポリシーを作成し、この保護ポリシーへのアラートを無視するデータベースを追加し、ignoreProtectionPolicies
プロパティの値に"DECOMMISSIONED"を指定できます。
- リカバリ・アプライアンスの「モニタリング」、「メトリックと収集設定」の順にクリックします。
- ヘルス・メトリック行の「編集」列の鉛筆アイコンをクリックして、「詳細設定の編集」にアクセスします。
メトリックの詳細
ターゲット・バージョン: すべてのバージョン
収集頻度: 5分ごと
データ・ソース: リカバリ・アプライアンス・データベース内のRA_INCIDENT_LOGビュー。
メトリック | 説明 |
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コンポーネント | このメトリックは、このインシデントを検出しているリカバリ・アプライアンスのコンポーネントを示します。
収集頻度: 15分ごと |
データベース・キー | このメトリックは、このインシデントに関与する保護されたデータベースの主キーを示します(ある場合)。 |
一意のデータベース名 | このメトリックは、このインシデントに関与する保護されたデータベースのdb_unique_nameを示します(ある場合)。 |
エラー・コード | このメトリックは、インシデントを説明するメッセージのOracleエラー・コードを示します。 |
エラー・テキスト | このメトリックは、インシデントを説明するメッセージのテキストを示します。 |
最初のインシデント時間 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスが最初にインシデントを検出したときのタイムスタンプを示します。 |
インシデントID | このメトリックは、インシデントの一意のIDを示します。 |
インシデント・ステータス | このメトリックは、このインシデントのステータス(ACTIVE、FIXEDまたはRESET)を示します。 |
最後のインシデント時間 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスが直近にインシデントを検出したときのタイムスタンプを示します。 |
インシデント数 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスがインシデントを検出した回数を示します。 |
パラメータ | このメトリックは、エラー・コードのスコープを修飾するパラメータを示します。 |
重大度 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスの操作のコンテキストで、インシデントの相対的な重大度を示します。
デフォルトの警告のしきい値: 警告 デフォルトのクリティカルのしきい値: エラー、内部 アラート・テキスト: %error_text%。 |
記憶域の場所のキー | このメトリックは、このインシデントに関与する記憶域の場所の主キーを示します(ある場合)。 |
記憶域の場所名 | このメトリックは、このインシデントに関与する記憶域の場所の名前を示します(ある場合)。 |
タスクID | このメトリックは、インシデントが検出されたタスクのID (ある場合)を示します。 |
タスクの状態 | このメトリックは、タスクの処理状態: EXECUTABLE、RUNNING、COMPLETED、TASK_WAIT、FAILEDなどを示します。 |
タスク・タイプ | このメトリックは、タスクによって実行される処理のタイプを示します。 |
保護されたデータベース
これらのメトリックは、このリカバリ・アプライアンスで保護されているデータベースに関する情報を収集します。
保護されたデータベースの場合、リカバリ・ウィンドウの目標や保護されていないデータ・ウィンドウなどのメトリックに基づいてしきい値を設定し、アラートを取得できます。保護されたデータベースのリカバリ・アプライアンスへのバックアップの送信を停止し、以前にしきい値およびアラートを設定している場合は、アクションが意図的であったとしても、引き続きアラートを受信します。このようなシナリオでは、次のメトリック収集のプロパティを設定できます。
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ignoreProtectionPolicies
: 「保護されたデータベース」メトリックでこのプロパティを使用して、特定の保護ポリシーに関連付けられたデータベースに対して生成されたインシデントを無視できます。特定のデータベースのバックアップが意図的に停止された場合(データベースのリタイアなど)、それらのデータベースのインシデントがリカバリ・アプライアンスで生成されます。"DECOMMISSIONED"という新しい保護ポリシーを作成し、この保護ポリシーへのアラートを無視するデータベースを追加し、ignoreProtectionPolicies
プロパティの値に"DECOMMISSIONED"を指定できます。
- リカバリ・アプライアンスの「モニタリング」、「メトリックと収集設定」の順にクリックします。
- 「保護されたデータベース」メトリック行の「編集」列の鉛筆アイコンをクリックして、「詳細設定の編集」にアクセスします。
メトリックの詳細
ターゲット・バージョン: すべてのバージョン
収集頻度: 15分ごと
データ・ソース: リカバリ・アプライアンス・データベース内のRA_DATABASEやRA_DISK_RESTORE_RANGEなどのビュー。
メトリック | 説明 |
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バックアップ・データ転送速度(GB/s) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、リカバリ・アプライアンスが収集中のバックアップ・データの転送速度(GB/秒)を表します。 |
Copy-to-Tapeデータ転送速度(GB/s) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、テープにコピーされたデータの転送速度(GB/秒)を表します。 |
Copy-to-Tape待機中のデータ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、テープにコピーされるキュー内のデータの量(GB)を示します。 |
Copy-to-Tape待機中のデータの有効期間(時間) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、テープにコピーされるキュー内にデータが存在している時間に関する情報を示します。 |
Copy-to-Tapeテープ上の合計データ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、テープにコピーされたデータの合計容量を示します。 |
累積バックアップ・データ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、リカバリ・アプライアンスが収集したバックアップ・データの累積容量を示します。 |
累積バックアップ・データ・デルタ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、このメトリックの前回の収集以降に収集されたバックアップ・データの累積容量の変化を表します。 |
累積Copy-to-Tapeデータ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、テープにコピーされたデータの累積容量を示します。 |
累積Copy-to-Tapeデータ・デルタ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、このメトリックの最後の収集以降にテープにコピーされたバックアップ・データの累積容量の変化を表します。 |
累積レプリケーション・データ・デルタ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、このメトリックの前回の収集以降にレプリケートしたデータの累積容量の変化を表します。 |
累積レプリケーション・データ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、レプリケートしたデータの累積容量を示します。 |
現在のリカバリ・ウィンドウ(間隔) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、現在のリカバリ・ウィンドウを間隔として示します。 |
現在のリカバリ・ウィンドウ(秒) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、現在のリカバリ・ウィンドウを秒数で示します。 |
データベース・キー | このメトリックは、リカバリ・アプライアンス・メタデータでの、この保護されたデータベースの主キーを示します。 |
一意のデータベース名 | このメトリックは、この保護されたデータベースのdb_unique_nameを示します。 |
保護されたデータベースとして追加された日付 | このメトリックは、この保護されたデータベースがリカバリ・アプライアンスに登録された日時を示します。 |
重複排除率 | このメトリックは、この保護されたデータベースのために受信したバックアップの合計サイズと、このデータベースのために消費されているリカバリ・アプライアンスの記憶域の領域との比率を示します。 |
バックアップ領域の保存(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースに使用されている保存ポリシーをオーバーライドする、KEEP保存設定を持つバックアップが使用する領域の合計容量を示します。 |
最後の完全バックアップ | このメトリックは、この保護されたデータベース内のすべてのデータ・ファイルに使用可能な完全なバックアップの最後のポイント・イン・タイムを示します。 |
最後のテープへのコピー | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、データがテープにコピーされた最後の日時を示します。 |
最後のレプリケーション | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、データが最後にレプリケートされた日時を示します。 |
最新のリカバリ・ポイント | このメトリックは、保護されたデータベースのリカバリが可能な最新の時点を表します。 |
ほぼゼロのデータ損失有効 | このメトリックは、この保護されたデータベースがリカバリ・アプライアンスにREDOデータを送信しているかどうかを示します。
ユーザー処理: この保護されたデータベースのバックアップ設定で、「ほぼゼロのデータ損失」の設定を確認します。 |
保護されたデータベースの数 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスに登録済の保護されたデータベースの合計数を示します。 |
最も古いリカバリ・ポイント | このメトリックは、保護されたデータベースのリカバリが可能な最も古い時点を表します。 |
保護ポリシー | このメトリックは、この保護されたデータベースで使用されている保護ポリシーの名前を示します。 |
リカバリ・ウィンドウ目標(間隔) | このメトリックは、ディスクのバックアップについて、この保護されたデータベースが使用する保護ポリシーで指定されているリカバリ・ウィンドウの目標(間隔)を示します。 |
リカバリ・ウィンドウ目標(秒) | このメトリックは、ディスクのバックアップについて、この保護されたデータベースが使用する保護ポリシーで指定されているリカバリ・ウィンドウの目標(秒数)を示します。 |
リカバリ・ウィンドウ比率(%) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、現在のリカバリ・ウィンドウとリカバリ・ウィンドウ目標との比率を示します。 |
リカバリ・ウィンドウ領域(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースが使用する保護ポリシーで指定されているリカバリ・ウィンドウ目標を満たすために、リカバリ・アプライアンスの記憶域に必要とされる領域の見積を示します。 |
予約済領域のパーセンテージとしてのリカバリ・ウィンドウ領域 | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、リカバリ・ウィンドウ領域と予約済領域との比率を示します。
デフォルトの警告のしきい値: 定義されていません デフォルトのクリティカルのしきい値: 定義されていません アラート・テキスト: データベース%db_unique_name%のリカバリ・ウィンドウに対応するために必要な領域は、このデータベースの予約済領域の%value%%です。 |
レプリケーション・データ転送速度(GB/s) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、レプリケートされているデータの転送速度を示します。 |
レプリケーション待機中のデータ(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、レプリケートされるキュー内のデータの量(GB)を示します。 |
予約済領域(GB) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、リカバリ・アプライアンスで予約されるディスク領域(GB)の最小容量を示します。 |
記憶域の場所 | このメトリックは、この保護されたデータベースで使用されるリカバリ・アプライアンスの記憶域の場所の名前を示します。 |
保護されていないデータ・ウィンドウ(秒) | このメトリックは、この保護されたデータベースについて、現在の潜在的なデータ損失の実際の量を示します。 |
保護されていないデータ・ウィンドウのしきい値(秒) | このメトリックは、潜在的なデータ損失の危険性の最大許容量を示します。この値は、この保護されたデータベースが使用する保護ポリシーで指定されています。 |
使用済領域(GB) | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスで、この保護されたデータベースのために現在使用されているディスク領域の容量を示します。 |
待機中のデータ
これらのメトリックは、バックアップ操作、Copy-to-Tape操作、およびレプリケーション操作のために、リカバリ・アプライアンスで待機しているデータの量とタスクの数の概要を示します。
ターゲット・バージョン: すべてのバージョン
収集頻度: 毎時
データ・ソース: リカバリ・アプライアンス・データベース内のRA_SBT_TASKビューおよびRA_TASKビュー
ユーザー処理: 該当なし
メトリック | 説明 |
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最後の収集以降の待機中バックアップ・タスク | このメトリックは、このメトリックの前回の収集以降、リカバリ・アプライアンスで待機しているバックアップ・タスクの数を示します。 |
最後の収集以降の待機中Copy-to-Tapeタスク | このメトリックは、このメトリックの前回の収集以降、リカバリ・アプライアンスで待機しているCopy-to-Tapeタスクの数を示します。 |
最後の収集以降の待機中レプリケーション・タスク | このメトリックは、このメトリックの前回の収集以降、リカバリ・アプライアンスで待機しているレプリケーション・タスクの数を示します。 |
待機中バックアップ・タスク合計 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスで待機中のバックアップ・タスクの合計数を示します。 |
待機中Copy-to-Tapeデータ合計(バイト) | このメトリックは、待機中のCopy-to-Tapeタスクに含まれるデータの累積量を示します。 |
待機中Copy-to-Tapeタスク合計 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスで待機中のCopy-to-Tapeタスクの合計数を示します。 |
待機中レプリケーション・データ合計(バイト) | このメトリックは、待機中のレプリケーション・タスクに含まれるデータの累積量を示します。 |
待機中レプリケーション・タスク合計 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスで待機中のレプリケーション・タスクの合計数を示します。 |
レプリケーション・ステータス
これらのメトリックは、リカバリ・アプライアンスで構成済のレプリケーション・サーバー関する情報を収集します。
ターゲット・バージョン: すべてのバージョン
収集頻度: 15分ごと
データ・ソース: リカバリ・アプライアンス・データベース内のRA_REPLICATION_SERVERビューおよびRA_SBT_LIBRARYビュー
ユーザー処理: 該当なし
メトリック | 説明 |
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レプリケーション・サーバー名 | このメトリックは、レプリケーション・サーバーの作成時に指定された、レプリケーション・サーバーの名前を示します。 |
レプリケーション・ステータス | このメトリックは、テープ・ライブラリのステータス(READY、PAUSE、ERROR、またはnull)を示します。 |
SBTライブラリ名 | このメトリックは、レプリケーション・サーバーに関連付けられているテープ・ライブラリの名前を示します。 |
レスポンス
このカテゴリのメトリックは、リカバリ・アプライアンス・インスタンスのステータスを示します。
ターゲット・バージョン: すべてのバージョン
収集頻度: 5分ごと
データ・ソース: リカバリ・アプライアンス・データベース内のRA_SERVERビュー
ユーザー処理: 該当なし
メトリック | 説明 |
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ステータス | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスのプロセスのステータスを示します。有効な値は、次のとおりです。
デフォルトの警告のしきい値: 定義されていません デフォルトのクリティカルのしきい値: 0 アラート・テキスト: リカバリ・アプライアンスは停止しています。%oraerr% |
記憶域の場所
これらのメトリックは、このリカバリ・アプライアンス用に構成されている記憶域の場所に関する情報を取得します。
ターゲット・バージョン: すべてのバージョン
収集頻度: 15分ごと
データ・ソース: リカバリ・アプライアンス・データベース内のRA_DATABASEビューおよびRA_STORAGE_LOCATIONビュー。
ユーザー処理: 該当なし
メトリック | 説明 |
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バックアップ・データ受信速度(GB/s) | このメトリックは、この記憶域の場所を使用するすべてのデータベース全体で集計された、収集中のバックアップ・データの転送速度を示します。 |
キー | このメトリックは、リカバリ・アプライアンス・メタデータでの、この記憶域の場所の主キーを示します。 |
名前 | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスの記憶域の場所の名前を示します。 |
記憶域の場所の数 | このメトリックは、このリカバリ・アプライアンス用の記憶域の場所の合計数を示します。 |
リカバリ・ウィンドウ領域(GB) | このメトリックは、この記憶域の場所を使用するすべてのデータベースのリカバリ・ウィンドウ目標を満たすために必要と見積もられる領域を示します。 |
予約済領域のパーセンテージとしてのリカバリ・ウィンドウ領域 | このメトリックは、この記憶域の場所を使用するすべてのデータベースのリカバリ・ウィンドウを満たすために必要な合計領域と、この記憶域の場所を使用するすべてのデータベースのために予約された合計領域との比率を示します。
評価および収集頻度: 15分ごと デフォルトの警告のしきい値: 定義されていません デフォルトのクリティカルのしきい値: 定義されていません アラート・テキスト: 記憶域の場所%sl_name%を使用しているすべてのデータベースのリカバリ・ウィンドウに対応するために必要な合計領域は、記憶域の場所を使用しているすべてのデータベースの合計予約済領域の%value%%です。 |
記憶域の場所のサイズのパーセンテージとしてのリカバリ・ウィンドウ領域 | このメトリックは、記憶域の場所を使用するすべてのデータベースのリカバリ・ウィンドウを満たすために必要な合計領域と、その記憶域の場所のサイズとの比率を示します。
評価および収集頻度: 15分ごと デフォルトの警告のしきい値: 85 デフォルトのクリティカルのしきい値: 97 アラート・テキスト: 記憶域の場所%sl_name%を使用しているすべてのデータベースのリカバリ・ウィンドウに対応するために必要な合計領域は、記憶域の場所のサイズの%value%%です。 |
予約済領域(GB) | このメトリックは、この記憶域の場所を使用するすべてのデータベース用に予約されたディスク領域の容量を示します。 |
サイズ(GB) | このメトリックは、リカバリ・アプライアンスの記憶域の場所でバックアップ・データに使用できる記憶域の最大容量(GB)を示します。 |
未予約領域(GB) | このメトリックは、記憶域の場所でバックアップ・データに使用できる記憶域の最大容量と、この記憶域の場所を使用するすべてのデータベース用に予約されたディスク領域の容量との差を示します。 |
未使用領域(GB) | このメトリックは、この記憶域の未使用領域の容量を示します。 |
使用済領域(GB) | このメトリックは、この記憶域の場所で使用されているディスク領域の合計容量を示します。 |