EM CLIを使用したFPPでのパッチ適用
EM CLIを使用してソフトウェア・イメージをデプロイし、パッチを適用するには、次の例を使用します。
データベースのゴールド・イメージのデプロイ
ソフトウェア・イメージをデプロイするには、EM CLIコマンドを使用しますemcli db_software_maintenance -performOperation
-name="Deploy 19.14 RAC Home"
-purpose=DEPLOY_RAC_SOFTWARE
-target_type=rac_database
-target_list="demodbfpp"
-normal_credential="CUSER:SYSMAN"
-input_file="data:/<location>/deploy_input.prop"
. 入力プロパティ・ファイルには、次のパラメータが含まれている必要があります。
NEW_ORACLE_HOME_LIST=/scratch/<user>/<location>/swDeploy
dispatchLoc=/scratch/cuser/workDir
workingDir=/scratch/cuser/workDir
SKIP_PREREQUISITE_CHECKS=false
workingCopy=EM_WORKING_COPY_1
*workingCopyPrefix=EM_WORKING_LIST
homeNamePrefix=<User defined Oracle Home name>
ノート:
target_list
に複数のターゲットがある場合、ユーザーはworkingCopy
ではなく、workingCopyPrefix
を指定する必要があります。homeNamePrefix=<ユーザー定義のOracleホーム名>
: カスタムのOracleホーム名接頭辞を定義できるため、デプロイメント・コマンドでカスタム名を持つOracleホームを検出できます。ホーム名の接頭辞を指定しない場合、デフォルト値が使用されます。この変数は、Oracle Enterprise Manager 13.5リリース更新20 (13.5.0.20)以降で使用可能です。
データベースへのパッチ適用
データベースにパッチを適用するには、EM CLIコマンドを使用しますemcli db_software_maintenance
-performOperation -name="Update dbfpp"
-purpose=UPDATE_RACDB
-target_type=rac_database
-target_list="demodbfpp"
-normal_credential="HHKAUR:SYSMAN"
. まず、すべてのスタンバイ・データベースにソフトウェアをデプロイしてから、続けてすべてのスタンバイ・データベースにパッチを適用します。スタンバイのプロセスが完了したら、ソフトウェアをデプロイしてからパッチを適用するという同じ手順をプライマリ・データベースでも行います。