イメージ管理

Enterprise Manager 24.1リリース更新2 (24.1.0.2)以降、フリート・メンテナンスにイメージ管理UIが含まれるようになり、イメージの作成と削除、(バージョンごとの関連付けられたターゲットに基づいた)イメージの使用率のレビュー、およびイメージ・レベルとバージョン・レベルの両方での推奨事項の評価が可能になります。

イメージ管理の概要

イメージ管理イメージ管理UIでは、次の管理処理を実行できます。
  • イメージの詳細: UIの最上位のセクションには、名前、ID、タイプ、説明、プラットフォーム、リリース番号、バージョン、使用中のバージョン、サブスクライブされたターゲット、作成者、作成日などの高レベルのイメージの詳細が表示されます。

    イメージ名および説明は編集可能なフィールドであり、UIから直接変更して編集できます。編集するには、「イメージ名」および「説明」フィールドの右にある鉛筆およびノートパッド・アイコンをクリックします。

  • イメージ・サマリー: 選択したイメージの概要を表示して、選択したイメージに対して推奨されるアクション、イメージ内のサブスクライブされたターゲットの分布を示すドーナツ・チャート、およびイメージ内の空のOracleホームと使用中のOracleホームを詳細に示した棒グラフも表示されます。
    • 推奨アクション: 選択したイメージで実行する推奨アクション(バージョンを現行としてマークする保留中、クリーンするホーム、イメージから削除するバージョン)を表示できます。これらの推奨事項の横の数値をクリックすると、必要なタスクと、推奨アクションを実行するための対応するREST APIコールが表示されます。
    • サブスクライブされたターゲットの分布:このイメージに関連付けられたターゲットが様々なバージョンにどのように関連するかを視覚的に表すドーナツ・チャート。「ドリフト済」または「アップグレード必須」のステータスが表示される場合は、ターゲットの更新を維持するために適切なアクションを実行することをお薦めします。
    • デプロイ済ホーム:棒グラフには、占有済および空のOracleホームの詳細情報が表示されます。Oracleでは、クリーン・アップ・ポリシーに基づいて、以前のバージョンの古い空のホームを削除することをお薦めします。
  • バージョン: イメージ内で使用可能なすべてのバージョンの表ビューで、状態や作成日などの情報を表示できます。表内の「含まれているパッチ」フィールドには、このバージョンに適用されたパッチがリストされます。最後に、「推奨アクション」にはバージョンレベルの推奨事項が表示されます。

    ノート:

    バージョンレベルの推奨事項は、「イメージ・サマリー」セクションにあるより広範な推奨事項とは異なります。

    イメージの新規バージョンを作成するには、「新規バージョンの作成」ボタンをクリックして「新規バージョンの作成」フローにナビゲートします。フロー内のステップの完全なセットについては、イメージの新規バージョンの作成を参照してください。