Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク作成の失敗
問題
Oracle ASMディスク作成が失敗します。
説明
ASMディスクは使用とパージに時間がかかる傾向があります。ASMインスタンスがパージされても、物理ASMディスクが従来の疑似状態のままになっている場合、含まれているディスクグループ情報が、将来のASM作成と競合することがあります。これが発生するのは、新たに作成されるASMが、RAWディスクのヘッダーに存在するのと同じディスクグループ名を使用する場合です。このような疑似ディスクが、新たに作成されるASMのディスク検出パスに存在すると、疑似ディスクが使用されて予期しないエラーが発生します。
解決策
ディスク検出パスをできるだけ限定的に設定してください。また、ASMがパージされるとすぐにASMディスクを消去する必要があります。11.2よりも後のRDBMSをサポートするデプロイメント・プロシージャには、ユースケースを検出する強力なチェック機能があり、あらかじめユーザーに警告します。