プロビジョニング・アーカイブ・ファイルの概要

プロビジョニング・アーカイブPARファイルは、コレクションを含むアーカイブ・ファイルです。このコレクションは、多数のライフサイクル管理タスク(アプリケーションのプロビジョニングやパッチ適用など)で使用される、デプロイメント・プロシージャとソフトウェア・ライブラリ・エンティティのバンドルです。

デプロイメント・プロシージャの場合、partoolはユーザー定義プロシージャのみをエクスポートし、Oracle所有のプロシージャはエクスポートされません。ユーザー定義プロシージャをエクスポートする際には、デプロイメント・プロシージャがすべてエクスポートされるわけではなく、カスタマイズ(変更の差分)のみがエクスポートされます。

また、アップグレードの場合には、Oracle 12cより前に作成されたプロシージャをPartoolユーティリティですべてエクスポートできるわけではないことにも注意してください。

ノート:

ソフトウェア・ライブラリ・エンティティを含むPARファイルをインポートする場合は、自らのソフトウェア・ライブラリが構成されていることを確認します。ソフトウェア・ライブラリを構成する方法の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』「ソフトウェア・ライブラリの構成」を参照してください。