アップグレードの準備

アップグレードの準備を開始するには、実行するアクションのリストがあります。イメージを作成し、ターゲットをイメージにサブスクライブし、Oracleホームをデプロイして、アップグレードの準備状況を確認する必要があります。

次に、アップグレードを適切に準備するために実行する必要がある一連のステップを示します:
  1. 新しいリリースのイメージの作成: アップグレード・ルート(直接または間接)に基づいて、その特定のリリースのゴールド・イメージを作成します。直接アップグレード・ルートの場合は、単にアップグレード・リリースのゴールド・イメージを作成します。詳細は、「イメージ・メンテナンス」を参照してください。
  2. ターゲットのサブスクライブ: フリート・メンテナンス・ハブ、EM CLIまたはREST APIを使用して、ターゲットを新しいイメージにサブスクライブします。詳細は、「サブスクリプション・タスク」を参照してください
  3. 新しいOracleホームのデプロイ: アップグレードの停止前に、Oracleホームの上位バージョンのバイナリをデプロイします。新しいOracleホームをデプロイしても、使用中の既存のOracle Databaseには影響ありません。Oracleホームを事前にデプロイすると、アップグレード・プロセスに最大停止期間を使用できるようになります。詳細は、「フリート・メンテナンスを使用したデータベースの更新」を参照してください
  4. アップグレードの準備状況の確認: アップグレードを開始するための承認がすべてあることを確認します。先に、本番環境以外のセットアップで何度か繰り返し実行して、問題を解決することを常にお薦めします。本番環境の稼働開始時に、必ず本番環境以外のセットアップからの修正をすべてドキュメント化し、本番環境に適用してください。