データベース・パラメータ
Microsoft SQL ServerのDatabasesオブジェクトは、次の項目を監視するためのカウンタを提供します。
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一括コピー操作。
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バックアップおよび復元のスループット
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トランザクション・ログのアクティビティ。
トランザクションとトランザクション・ログを監視すると、データベースで発生しているユーザー・アクティビティと、トランザクション・ログの空き容量を確認できます。ユーザー・アクティビティは、データベースのパフォーマンスを決定し、ログ・サイズ、ロックおよびレプリケーションに影響を与えます。下位レベルのログ・アクティビティを監視して、ユーザー・アクティビティやリソースの使用状況を測定すると、パフォーマンスのボトルネックの特定に役立ちます。
デフォルトの収集間隔 — 24時間ごと
表2-30 データベース・パラメータ・メトリック
メトリック | 説明およびユーザー・アクション |
---|---|
パラメータ名(キー列) |
データベース構成パラメータの名前。 |
現在の値 |
データベース構成パラメータの現在の値。 |
説明 |
構成値のテキストによる説明。 |
動的再構成 |
パラメータを動的に再構成できるかどうか。TRUEの場合、値の変更はただちに有効になります。FALSEの場合、SQL Serverのサービスを停止して再起動した後にのみ変更が表示されます。 |
ID |
パラメータ名。 |
最大値 |
構成値の上限。 |
最小値 |
構成値の下限。 |
実行値 |
構成オプションの値(syscurconfigs.valueの値)。 |
表2-31 IDと説明のマッピング
メトリック | 説明 |
---|---|
101 |
リカバリの間隔。 |
102 |
更新の許可。 |
103 |
ユーザー接続。 |
106 |
ロック。 |
107 |
オープンしているオブジェクト |
109 |
フィル・ファクタ。 |
115 |
ネストされたトリガー。 |
117 |
リモート・アクセス。 |
124 |
デフォルトの言語。 |
125 |
キャッシュ内の言語。 |
502 |
最大非同期I/O。 |
503 |
最大ワーカー・スレッド。 |
505 |
ネットワーク・パケット・サイズ。 |
518 |
拡張オプションの表示。 |
542 |
リモート・プロセスのトランザクション。 |
543 |
リモート接続のタイムアウト。 |
1110 |
タイム・スライス。 |
1123 |
デフォルトのソート順序ID。 |
1124 |
UnicodeのローカルID。 |
1125 |
Unicodeの比較スタイル。 |
1126 |
言語選択なし。 |
1127 |
年の2桁のカットオフ。 |
1505 |
索引作成メンバー。 |
1514 |
スピン・カウンタ。 |
1517 |
優先度のアップ。 |
1519 |
リモート・ログインのタイムアウト。 |
1520 |
リモート問合せのタイムアウト。 |
1531 |
カーソルのしきい値。 |
1532 |
作業セット・サイズの設定。 |
1533 |
リソースのタイムアウト。 |
1534 |
ユーザー・オプション。 |
1535 |
プロセッサ・アフィニティ・マスク。 |
1536 |
最大テキスト・レプリケーション・サイズ。 |
1537 |
メディア保存。 |
1538 |
並列処理のコストのしきい値。 |
1539 |
最大の並列度。 |
1540 |
1クエリー当たりの最小メモリー。 |
1541 |
問合せの待機。 |
1542 |
VLMのサイズ。 |
1543 |
最小メモリー。 |
1544 |
最大メモリー。 |
1545 |
問合せの最大時間。 |
1546 |
軽量プーリング。 |