メモリー統計
このカテゴリのメトリックは、メモリー関連の様々なパフォーマンスの問題に関する情報を提供します。
デフォルトの収集間隔 — 15分ごと
表2-50 メモリー統計メトリック
メトリック | 説明およびユーザー・アクション |
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平均ラッチ待機時間(ミリ秒) |
待機する必要があったラッチ・リクエストの平均ラッチ待機時間(ミリ秒)。 この数値が大きい場合、サーバーのリソースが制限されている可能性があります。 |
バッファ・キャッシュ・ヒット率(%) |
ディスクからの読取りが不要な、バッファ・キャッシュに存在するページの割合。これは、SQL Serverの起動以降に、キャッシュ・ヒットの合計数をキャッシュ参照の合計数で除算した比率です。長時間が経過すると、この比率はほとんど変化しなくなります。 キャッシュからの読取りの方が、ディスクからの読取りよりもはるかにコストが低いため、この比率が高くなるようにします。通常、SQL Serverで利用できるメモリー容量を増加することによって、バッファ・キャッシュ・ヒット率を上げることができます。 |
キャッシュ・ヒット率(%) |
ディスクからの読取りが不要な、キャッシュに存在するページの割合。これは、SQL Serverの起動以降に、キャッシュ・ヒットの合計数をキャッシュ参照の合計数で除算した比率です。長時間が経過すると、この比率はほとんど変化しなくなります。 キャッシュからの読取りの方が、ディスクからの読取りよりもコストが低いため、この比率が高くなるようにします。この値が高い方が好ましい状態です。通常、SQL Serverで利用できるメモリー容量を増加することによって、キャッシュ・ヒット率を上げることができます。 |
ログ・フラッシュの待機時間(ミリ秒) |
ログ・キャッシュは非常に重要です。これは、保証される状況においては、トランザクションがコミットされる前にロールバックされるためです。ただし、トランザクションが完了し(、ロールバックできなくなっ)た後、このログ・キャッシュはすぐに物理ログ・ファイルにフラッシュされます。これは正常な手順です。 データを変更しないSELECTクエリーでは、トランザクションは作成されず、ログ・フラッシュは行われません。基本的に、データがログ・キャッシュから物理ログ・ファイルに書き込まれるとログ・フラッシュが発生します。したがって、トランザクションが完了するたびにログ・フラッシュが発生するため、ログ・フラッシュの発生数は、SQL Serverで実行されたトランザクションの数に関連しています。 ディスクI/Oボトルネックをトラブルシューティングする1つの方法は、ログ・フラッシュ/秒カウンタ・データを取得して、このメカニズムのビジー度を確認することです。サーバーで大量のトランザクションが処理されると、ログ・フラッシュも大量に発生するため、このカウンタの値は、トランザクションを作成するアクション・タイプの問合せによってどの程度ビジーになるかに応じて、サーバーごとに異なる可能性があります。 1秒当たりのログ・フラッシュの数が、サーバーで実行中の予想されるトランザクションの数よりも著しく多い状況の特定を試みます。 |
ロックの合計待機時間(ミリ秒) |
最後の1秒間のロックの合計待機時間(ミリ秒)。この値が大きい場合、サーバーではリソースの競合度が高くなっています。 |