ガイド付き検出プロセスを使用したスタンドアロンのOracle HTTP Serverの追加

スタンドアロンのOracle HTTP Serverを追加するには、次のステップを実行します。

ノート:

この方法を使用すると、スタンドアロンのOracle HTTP Serverのみを追加できます。管理対象のOracle HTTP Serverを追加するには、Oracle Fusion Middleware/Weblogicドメインの追加ウィザードを使用します。

  1. 「設定」メニューから、「ターゲットの追加」「ターゲットの手動追加」の順に選択します。

  2. 「ターゲットの手動追加」ページで、「ガイド付きプロセスを使用した追加」を選択します。

  3. 「ターゲット・タイプ」リストでスタンドアロンのOracle HTTP Serverを選択します。

  4. 「ガイド付きプロセスを使用した追加」をクリックします。

  5. スタンドアロンのOracle HTTP Serverの追加ページで、次の詳細情報を指定して、「ターゲットの追加」をクリックします。

    要素 説明

    Oracle HTTP Serverホスト

    検索アイコンをクリックして、スタンドアロンのOracle HTTP Serverが稼働しているホストを検索して選択します。「検索と選択: ターゲット」ダイアログで、ホストを検索して選択し、「選択」をクリックします。

    たとえば、example.comです。

    エージェントURL

    スタンドアロンのOracle HTTP Serverが稼働しているホスト上にインストールされている管理エージェントのURL。スタンドアロンのOracle HTTP Serverのホストを選択するとデフォルトで自動的に表示されます。

    たとえば、https://example.com:1838/emd/main/

    Oracle HTTP Serverポート

    Oracle HTTP Serverポートを指定します。Oracle HTTP Serverポートは検証されていません。正しい値を指定する必要があります。

    ターゲット名

    Enterprise Managerで追加およびモニターする必要がある、スタンドアロンのOracle HTTP Serverターゲットの名前を指定します。

    たとえば、Standalone_OHS1

    スタンドアロンのOracle HTTP Serverが検出され、Enterprise Managerに追加されたら、「ターゲット」メニューから「すべてのターゲット」を選択します。すべてのターゲット・ページの「ターゲット名の検索」フィールドに、検出して追加したスタンドアロンのOracle HTTP Serverターゲットの名前を入力し、[Enter]を押します。Enterprise Managerで、スタンドアロンのOracle HTTP Serverのホームページが表示されます。ここでは、その検出と追加の際に指定したターゲット名が使用されます。

    Oracleホーム

    検索アイコンをクリックして、スタンドアロンのOracle HTTP Serverのホストにログインし、スタンドアロンのOracle HTTP Serverが稼働しているOracleホームを選択します。

    たとえば、/u01/software/oracle/Standalone_OHS1

    構成パス

    検索アイコンをクリックして、スタンドアロンのOracle HTTP Serverのホストにログインし、httpd.confファイルを選択します。このフィールドの値は、原則としてhttpd.confファイルへの絶対ディレクトリ・パスを指定する必要があります。

    たとえば、/u01/software/oracle/Standalone_OHS1/Oracle_WT1/instances/instance1/config/OHS/ohs1/httpd.conf

    バージョン

    ターゲットのバージョンを選択します。11.xターゲットを選択した場合、「OHSプロセス所有者の資格証明」を指定するか、使用可能なOHSプロセス所有者/SSHキーの資格証明のリストから選択する必要があります。12cターゲットを選択した場合、「ノード・マネージャ資格証明」を指定する必要があります。

    OHSプロセス所有者の資格証明

    (このフィールドは、スタンドアロンのOracle HTTP Server 11.xターゲットの検出専用です)

    OHSプロセス所有者の資格証明を指定します。これらの資格証明はオプションで、ターゲットのメトリックを収集する際に必要です。これらの資格証明は、ターゲットのモニタリング資格証明として格納され、モニタリング資格証明ページから更新可能です。

    SSHキー資格証明を使用するには、「セキュリティ」タブにアクセスし、「資格証明」を選択し、名前付き資格証明ページに移動して、SSHホスト資格証明を作成します。

    ノード・マネージャのユーザー名

    (このフィールドは、スタンドアロンのOracle HTTP Server 12cターゲットを検出するためだけのものです)

    ノード・マネージャのユーザー名を指定します。

    ノード・マネージャ・パスワード

    (このフィールドは、スタンドアロンのOracle HTTP Server 12cターゲットを検出するためだけのものです)

    ノード・マネージャのパスワードを指定します。