ガイド付き検出プロセスを使用したスタンドアロンのOracle HTTP Serverの追加
スタンドアロンのOracle HTTP Serverを追加するには、次のステップを実行します。
ノート:
この方法を使用すると、スタンドアロンのOracle HTTP Serverのみを追加できます。管理対象のOracle HTTP Serverを追加するには、Oracle Fusion Middleware/Weblogicドメインの追加ウィザードを使用します。
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「設定」メニューから、「ターゲットの追加」、「ターゲットの手動追加」の順に選択します。
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「ターゲットの手動追加」ページで、「ガイド付きプロセスを使用した追加」を選択します。
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「ターゲット・タイプ」リストでスタンドアロンのOracle HTTP Serverを選択します。
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「ガイド付きプロセスを使用した追加」をクリックします。
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スタンドアロンのOracle HTTP Serverの追加ページで、次の詳細情報を指定して、「ターゲットの追加」をクリックします。
要素 説明 Oracle HTTP Serverホスト
検索アイコンをクリックして、スタンドアロンのOracle HTTP Serverが稼働しているホストを検索して選択します。「検索と選択: ターゲット」ダイアログで、ホストを検索して選択し、「選択」をクリックします。
たとえば、
example.com
です。エージェントURL
スタンドアロンのOracle HTTP Serverが稼働しているホスト上にインストールされている管理エージェントのURL。スタンドアロンのOracle HTTP Serverのホストを選択するとデフォルトで自動的に表示されます。
たとえば、
https://example.com:1838/emd/main/
Oracle HTTP Serverポート
Oracle HTTP Serverポートを指定します。Oracle HTTP Serverポートは検証されていません。正しい値を指定する必要があります。
ターゲット名
Enterprise Managerで追加およびモニターする必要がある、スタンドアロンのOracle HTTP Serverターゲットの名前を指定します。
たとえば、
Standalone_OHS1
スタンドアロンのOracle HTTP Serverが検出され、Enterprise Managerに追加されたら、「ターゲット」メニューから「すべてのターゲット」を選択します。すべてのターゲット・ページの「ターゲット名の検索」フィールドに、検出して追加したスタンドアロンのOracle HTTP Serverターゲットの名前を入力し、[Enter]を押します。Enterprise Managerで、スタンドアロンのOracle HTTP Serverのホームページが表示されます。ここでは、その検出と追加の際に指定したターゲット名が使用されます。
Oracleホーム
検索アイコンをクリックして、スタンドアロンのOracle HTTP Serverのホストにログインし、スタンドアロンのOracle HTTP Serverが稼働しているOracleホームを選択します。
たとえば、/u01/software/oracle/Standalone_OHS1
構成パス
検索アイコンをクリックして、スタンドアロンのOracle HTTP Serverのホストにログインし、
httpd.conf
ファイルを選択します。このフィールドの値は、原則としてhttpd.conf
ファイルへの絶対ディレクトリ・パスを指定する必要があります。たとえば、
/u01/software/oracle/Standalone_OHS1/Oracle_WT1/instances/instance1/config/OHS/ohs1/httpd.conf
バージョン
ターゲットのバージョンを選択します。11.xターゲットを選択した場合、「OHSプロセス所有者の資格証明」を指定するか、使用可能なOHSプロセス所有者/SSHキーの資格証明のリストから選択する必要があります。12cターゲットを選択した場合、「ノード・マネージャ資格証明」を指定する必要があります。
OHSプロセス所有者の資格証明
(このフィールドは、スタンドアロンのOracle HTTP Server 11.xターゲットの検出専用です)
OHSプロセス所有者の資格証明を指定します。これらの資格証明はオプションで、ターゲットのメトリックを収集する際に必要です。これらの資格証明は、ターゲットのモニタリング資格証明として格納され、モニタリング資格証明ページから更新可能です。
SSHキー資格証明を使用するには、「セキュリティ」タブにアクセスし、「資格証明」を選択し、名前付き資格証明ページに移動して、SSHホスト資格証明を作成します。
ノード・マネージャのユーザー名
(このフィールドは、スタンドアロンのOracle HTTP Server 12cターゲットを検出するためだけのものです)
ノード・マネージャのユーザー名を指定します。
ノード・マネージャ・パスワード
(このフィールドは、スタンドアロンのOracle HTTP Server 12cターゲットを検出するためだけのものです)
ノード・マネージャのパスワードを指定します。