情報パブリッシャを使用したメトリック設定の比較
モニタリング・テンプレートの比較ユーザー・インタフェースを使用すると、モニタリング・テンプレートと適用先ターゲットのメトリックの違いを表示できますが、情報パブリッシャを使用してターゲットとテンプレートの違いを含むレポートを生成することもできます。情報パブリッシャのレポート機能を使用すると、メトリックの比較データをより柔軟に表示および分散できます。詳細は、「情報パブリッシャの使用」を参照してください。
レポート定義の作成
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「エンタープライズ」メニューから、「レポート」、「情報パブリッシャ・レポート」の順に選択します。
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「作成」をクリックします。「レポート定義を作成」ユーザー・インタフェースが表示されます。
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一般ページで、レポート名、ターゲットをどのように含めるか、ターゲット権限、レポート期間および表示オプションを指定します。
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要素ページで、「追加」をクリックして、要素の追加ページにアクセスします。
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「モニタリング・テンプレート比較」要素を選択して「続行」をクリックし、要素ページに戻ります。
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レポート要素を追加したら、「パラメータを設定」アイコンをクリックして必須操作パラメータを指定します。このページでは、レポート・ヘッダーを指定し、複数のしきい値メトリックに対してモニタリング・テンプレート、適用先ターゲットおよびテンプレート適用設定の選択を行います。「続行」をクリックして、要素ページに戻ります。
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「レイアウト」をクリックして、レポートでの情報の配置を指定します。
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「プレビュー」をクリックして、レポートのデータおよび表示に満足するかどうかを確認します。
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スケジュール・ページで、レポートをいつ生成するか、コピーを保存するか、または電子メールで送信するか(あるいはその両方を行うか)、保存コピーをどのようにパージするかを定義します。
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アクセス・ページで、「追加」をクリックして、どのEnterprise Manager管理者またはロール(あるいはその両方)に生成されたレポートの表示を許可するかを指定します。さらに、GRANT_ANY_REPORT_VIEWERシステム権限がある場合は、このレポート定義を、資格証明のないユーザーにも、Enterprise ManagerレポートWebサイトを介してアクセス可能にすることができます。
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終了したら「OK」をクリックします。
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レポート定義を検証します。指定したパラメータが競合する場合、検証エラーまたは警告が表示され、何に注意が必要かを知らせます。
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レポート定義が正常に保存されると、「レポート定義」リストの、一般ページで指定した「カテゴリ」と「サブカテゴリ」の下に、このレポート定義が表示されます。
レポートの表示
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「レポート定義」リストでテンプレート比較レポート定義を見つけます。「検索」機能を使用して見つけることも、レポート定義のリストをフィルタ処理することもできます。
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レポート定義のタイトルをクリックします。レポートに指定ターゲットがある場合、レポートはただちに生成されます。レポートに指定ターゲットがない場合は、ターゲットを選択するように要求されます。
レポートの自動生成のスケジュール
- レポート定義を作成または編集します。
- スケジュール・ページで、「スケジュール・レポート」オプションを選択します。
- スケジュール・タイプを指定します。このページのスケジュール・パラメータは、選択したスケジュール・タイプに応じて変わります。
レポートの自動生成をスケジュールする際に、コピーを管理リポジトリに保存するか、またはレポートの電子メール版を指定した受信者に送信するか(あるいはその両方)のオプションがあります。
レポートがコピーを保存するようにスケジュールされている場合、スケジュールされたレポートが完了するたびに、コピーが保存されます。ユーザーがレポート・タイトルをクリックして保存コピーでレポートを表示する際、保存コピーの最新版がレンダリングされます。保存コピーの完全なリストを参照するには、レポートの最上部にある「保存されたコピー」リンクをクリックします。Enterprise Manager管理者は、レポート上の「リフレッシュ」アイコンをクリックすることで、レポートのコピーを要求に応じて生成できます。