Enterprise ManagerとAlways-On Monitoringの連動の構成

Always-On Monitoring構成の最後のステップとして、Enterprise Managerを更新してサービスのアップロードURLを含めます。サービスの構成が正常に完了すると、Always-On Monitoring構成アシスタントによってアップロードURLが表示されます。Always-On Monitoring構成プロパティ・ファイルには、サービス向けに構成されたプロトコルおよびポートも含まれているため、アップロードURLは次の形式になります。

https://yourhostname:8081/upload

構成されたURLは、すべてのエージェント(リリース13.1以降)、つまり、既存のエージェントと将来デプロイされるエージェントの両方に送信されます。このため、構成を行う必要があるのは1回のみです。13.1より前のエージェントでは、Always-On MonitoringのアップロードURLを受信できません。

HTTPSはAlways-On Monitoringのデフォルト・プロトコルで、デフォルト・ポートは8081です。構成値については、emscaまたはAlways-On Monitoring構成ファイルを参照してください。構成ファイルは次の場所にあります。

$AOM_HOME/conf/emsConfig.properties

Always-On Monitoringのアップロード場所を使用してEnterprise Managerを構成するには、Enterprise Managerから次のコマンドを実行する必要があります。

% emctl set property -name "oracle.sysman.core.events.ems.emsURL" -value "https://yourhostname:8081/upload" -sysman_pwd sysman