データベース文字セットの定義

Always-On MonitoringリポジトリがEnterprise Managerとは別のインスタンスにあるときに、Enterprise ManagerリポジトリからAlways-On Monitoringリポジトリに転送されるデータが、適切に格納および表現されることを確実にするには、2つのデータベース/インスタンス間で文字セットが一致していることを確認することが重要です。Enterprise Managerでは、NLS_CHARACTERSETがAL32UTF8として定義されます。

Oracleインストーラを使用して、Always-On Monitoringで使用されるデータベース・インスタンスを手動で設定する場合、そのインスタンスはデフォルトでWE8MSWIN1252に設定されます。この時点で、適切な文字セットが最初からインストールされるように、オプションのAL32UTF8をドロップ・ダウン・ボックスから選択する必要があります。

Enterprise Managerリポジトリで文字セットを特定するには、次の問合せを実行します。

SELECT * from nls_database_parameters where parameter='NLS_CHARACTERSET';

Always-On Monitoringリポジトリでもこの問合せを実行して、文字セットが一致していることを確認します。Always-On Monitoringリポジトリの文字セットが異なる場合は、Always-On Monitoringリポジトリの文字セットを変更してEnterprise Managerリポジトリのものと一致させることをお薦めします。

--Shutdown and start the database in a restricted mode.  
SHUTDOWN IMMEDIATE;  
STARTUP RESTRICT;  
 
--Set JOB_QUEUE_PROCESSES and AQ_TM_PROCESSES to its default value i.e.0  
ALTER SYSTEM SET JOB_QUEUE_PROCESSES = 0;  
ALTER SYSTEM SET AQ_TM_PROCESSES=0;  
 
-- Set the required character set.  
ALTER DATABASE CHARACTER SET AL32UTF8;  
 
 -- if the above fails:  
ALTER DATABASE CHARACTER SET INTERNAL_USE AL32UTF8;  
 
--Shutdown and restart the database in normal mode.  
SHUTDOWN IMMEDIATE;  
STARTUP;  
/