Always-On Monitoringリポジトリ・データベースのインストール

Always-On Monitoringリポジトリを格納するOracle Databaseインスタンスをインストールまたは構成する必要があります。リポジトリのスキーマを個別に作成する必要があるため、スキーマに割り当てる必要がある領域と、領域の分類方法を判断することが重要になります。

Always-On Monitoringの目的はEnterprise Managerが停止しているときに継続的にモニタリングして通知を送信することであるため、Enterprise Managerリポジトリをアップグレードしているときや、予期せず停止したときにも、Always-On Monitoringが継続して実行されるように、Always-On Monitoringリポジトリ・データベースは、Always-On Monitoringスキーマを持つ別のOracleインスタンスとして、別のマシンにインストールする必要があります。

Enterprise Managerリポジトリと同様、Always-On MonitoringリポジトリはOracle Databaseにインストールされている必要があります。サポートされているデータベースのバージョンは、Always-On Monitoringのバージョンによって異なります(次の表を参照)。

Always-On Monitoringのバージョン Oracleデータベース・バージョン
すべてのバージョン Oracle Database 12.1.0.2.0とバンドル・パッチ10
Always-On Monitoring 13.3.0.0.0以上 Oracle Database 12.2.0.1.0、18.0.0.0.0、18.3.0.0.0および19.0.0.0.0。