管理サービスとリポジトリ: すべてのメトリック

「すべてのメトリック」ページへのアクセスには、2つのナビゲーション方法があります。

  • 「設定」メニューから

  • 「ターゲット」メニューから

「設定」メニューのナビゲーション

  1. Enterprise Managerコンソールの「設定」メニューから、「マネージャの管理」を選択します。

  2. 「状態の概要」サブメニューを選択します。

  3. 表示される「管理サービスとリポジトリ」ページで、「OMSとリポジトリ」メニューから「モニタリング」を選択し、「すべてのメトリック」を選択します。

  4. 左側ペインのDBMSジョブ・ステータスまでスクロールし、メトリックを選択します。

  5. さらに下へスクロールし、「リポジトリ・ジョブ・スケジューラのパフォーマンス」を展開します。

    利用可能なメトリックの定義は、次のとおりです。

    • スケジューラが準備完了としてマークしたステップの平均数 — ジョブ・ステップ・スケジューラによって、実行の準備ができているとマークするように処理されたステップの平均数。通常、この数は、ある期間のジョブ・システムの負荷に依存します。

    • 現在のジョブ・ステップ・バックログのクリアの推定時間 — 現在ジョブ・システムに流入する割合を想定してバックログをクリアするための推定時間。

    • ジョブ・ステップ・バックログ — 予定時刻を過ぎてもまだ実行されていないジョブ・ステップの数。この数が大きく、かつ長期間減少しない場合、ジョブ・システムは正常に機能していません。この状況は通常、ジョブ・エンジンのリソースが、システムまたはユーザー・アクティビティによるジョブの処理量を満たすことができない場合に発生します。

    • スケジューラがステップを準備完了としてマークする際の待機時間 — ジョブ・ステップ・スケジューラは、スケジュールされたステップを準備キューに移動します。このメトリックは、ステップを準備キューにマーキングする平均待機時間を示します。遅延が大きいということは、ジョブ・ステップ・スケジューラ・プロセスの機能が異常であることを示します。

    • ジョブ・ステップ全体/秒 — ジョブ・システムが毎秒実行する平均ステップ数。

    • スケジューラ・サイクル — dbmsスケジューラ・プロセスの頻度。1分間につき最低5サイクルを実行し、ジョブ・システムの負荷に応じて増やすことができます。数が少ない場合、通常はジョブ・ステップ・スケジューラ・プロセスでの問題を示します。

  6. さらに下へスクロールし、「使用状況サマリー: ジョブ」のエントリを展開して、必要なメトリックを選択します。

「ターゲット」メニューのナビゲーション

  1. Enterprise Managerコンソールの「ターゲット」メニューから、「すべてのターゲット」を選択します。
  2. 「すべてのターゲット」ページの左側ペインで、下にスクロールして「内部」を展開し、「OMSとリポジトリ」を選択します。
  3. 次のページの「OMSとリポジトリ」表のエントリをクリックします。
  4. 表示される「状態の概要」ページの「OMSとリポジトリ」メニューから「モニタリング」「すべてのメトリック」の順に選択します。