個別ジョブ実行とジョブ実行の操作

ジョブ・システムでは、作成、編集、類似作成、削除などの標準的なジョブ操作のサポートに加えて、次の操作を実行できます。

  • ジョブの一時停止

    個別ジョブ実行またはジョブ全体を一時停止できます。たとえば、必要なリソースを使用できなかった場合や、ジョブを延期する必要がある場合には、ジョブの中断が必要になる場合があります。

    ジョブの繰返しがスケジュールされていても、スケジュールされた繰返し時間や1日の上限を過ぎて一時停止する場合、ジョブの実行は「スキップ」とマークされます。ジョブは、スケジュールされた時間に猶予期間を足した時間が過ぎた場合もスキップされます。

  • ジョブの再開

    ジョブを一時停止すると、スケジュールされた個別ジョブ実行は、ジョブを再開するまで実行されません。

  • すべての失敗した実行を1回のジョブ実行で再試行

    個々の実行またはジョブ全体を分析するときに、問題の原因を判別した後で、失敗した実行を再試行すると便利です。こうすると、失敗した実行のために新しいジョブを作成する必要性が少なくなります。「ジョブ・システム」で「再試行」操作を使用するとき、失敗した実行と再試行した実行の間のリンクがEnterprise Managerによって生成されます。これは、失敗した実行の原因を後から調べるために役立ちます。「ジョブ実行」ページには最新のエントリのみが表示されます。

ジョブ・システムでは、ジョブ実行に関して次の操作を行うことができます。

  • 古いジョブ実行の削除

  • ジョブ実行の停止

  • すべての失敗した実行を1回のジョブ実行で再試行。正常に実行されると再試行されません。

ノート:

個別ジョブ実行とジョブ実行の詳細は、Enterprise Managerのオンライン・ヘルプを参照してください。