ターゲット検出のオプション

ターゲットは次の方法のいずれかを使用して検出できます。

自動検出プロセス

ホストの検出で自動検出プロセスを使用すると、ホストで実行している管理エージェントを使用して、管理対象外ホストをスキャンするEnterprise Managerジョブを実行できます。その後、管理対象外ホストに管理エージェントをデプロイして、それらのホストを管理対象ホストに変換します。次に、これらの管理対象ホスト上でデータベースまたは他のデプロイ済のコンポーネントまたはアプリケーションを検索して、最終的に、これらのターゲットを管理対象ステータスに昇格します。

ターゲットの検出で自動検出プロセスを使用すると、ホスト上のターゲットを検索した後、Enterprise Managerを使用してそれらのターゲットを追加できます。

この手順を使用する利点は、新しいコンポーネントがインフラストラクチャに追加されたときに、定期的に、それらを見付けて管理された状態にできることです。

ガイド付き検出プロセス

ガイド付き検出プロセスを使用すると、管理対象となるターゲットを明示的に追加できます。検出ウィザードによりプロセスを通して手順が示され、必要な設定のほとんどはデフォルトで構成されます。

このプロセスを使用する利点は次のとおりです。

  • 簡単にターゲットを検出できます。

  • 自動検出が実行されていなくても、追加されたばかりの新規データベースを検出できます。

  • 自動検出結果にはすでに存在するが、詳細が変更されている、非プロンプト・データベースを検出できます。ポートなどがあります。

  • 検出が不要な場合に、管理エージェントで必要以上のリソース消費が行われないようになります。

宣言的プロセス

ターゲット・モニタリング・プロパティを宣言すると、ホスト名や場所、ターゲット名や場所および他の固有情報など、データベース・ターゲットを検出するために必要な詳細のすべてを手動で指定できます。このプロセスは、一般的に、自動検出プロセスおよびガイド付き検出プロセスが、追加する必要のあるターゲットを検出できなかった場合に使用されます。