単一データベースの再帰アーカイブ・バックアップの作成

毎月末、四半期ごと、毎年など、再帰アーカイブ・バックアップを作成できます。これは、同じアーカイブ・バックアップの作成ダイアログを使用して、単一のデータベースに対してスケジュールできます。

  1. アーカイブ・バックアップを作成するデータベースを選択します。
  2. 「スケジュール」で、「再帰的なスケジュールでのバックアップ」を選択します。
  3. 「リカバリ・ポイント時間」で、アーカイブ・バックアップの月、日および時間を指定します。
  4. 「リストア・ポイント名の接頭辞」を指定します。これは、作成されるアーカイブ・バックアップ・リストア・ポイントの名前の接頭辞です。結果の名前は、接頭辞の後に作成時のタイムスタンプが続きます。

残りのフィールドは、1回かぎりのアーカイブ・バックアップのフィールドと同じです。

Oracle Enterprise Managerにより、指定した最初の日時にアーカイブ・バックアップを作成するデプロイメント・プロシージャが起動されます。プロシージャでは、最適化されたアーカイブ・バックアップの作成に必要なすべての情報が使用可能な場合にリカバリ・アプライアンスをポーリングし、アーカイブ・バックアップの作成プロシージャをコールします。これにより、アーカイブ・バックアップには最小限の数のアーカイブ・ログ・バックアップが含まれるようになります。

次の例では、最初のバックアップは2月1日以後に実行されます。作成されたバックアップを使用して、データベースを2月1日の状態にリストアできます。次のバックアップは6月1日の直後に実行され、その次は10月1日以後に実行されます。アーカイブ・バックアップの作成には最大2日かかる場合があります。


単一データベースの再帰アーカイブ・バックアップ