Exadataインフラストラクチャ・ホームページ

Enterprise Managerメニューに移動し、「ターゲット」「Exadata」の順にクリックします。このアクションによって、オンプレミスとクラウドの両方の、Enterprise Managerで監視されるすべてのExadataシステムがリストされているページに移動します。Exadataインフラストラクチャ・ターゲット名のリンクをクリックして、ホームページを開きます。「Exadataインフラストラクチャ」ターゲット・ホームページが表示されます。

ホーム・ページのチャートは、24時間ごとにリフレッシュされる構成データに基づいてレンダリングされます。最新のデータを表示するには、「ターゲット」メニューをクリックし、「構成 - 最新」を選択して、「リフレッシュ」をクリックします。

マルチVMクラスタを含むOracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureターゲットのホームページ:


複数のVMクラスタを含むExaCSターゲットのホームページ

「概要」タブでは、このページの「Exadataインフラストラクチャ」セクションに、このターゲットに関する次の詳細が表示されます。

  • タイプ: Exadataターゲットのタイプ(Cloud@Customerまたは専用インフラストラクチャ)。

  • リージョン: OCIリージョン(US East (Ashburn)など)

  • テナンシ: Exadata Cloudターゲットが配置されているOCIテナンシの名前

  • コンパートメントOCID: ターゲット・リソースが配置されているコンパートメントのOCID

  • OCID: Exadataインフラストラクチャ・ターゲットのOCID

  • 作成日: ターゲットが作成された時間の詳細

  • シェイプ: ターゲットの作成に使用されたシェイプ

  • ライフサイクル状態: activeであるか別の状態にあるかを知るためのターゲットの状態。

  • DBサーバー: 基盤となるデータベース・サーバーの数

  • ストレージ・サーバー: 基盤となるストレージサーバーの数

  • VMクラスタ: 基盤となるVMクラスタの数

  • Autonomous VMクラスタ: 基盤となるAutonomous VMクラスタの数

「概要」タブのページにある「リソース」セクションには、VMクラスタのOCPU (Exadata VMクラスタのX11ベース構成の場合のECPU)、メモリー(GB)、Exadata Storage (TB)およびローカル・ストレージ(GB)の可用性と使用状況のデータが表示されます。ターゲット・タイプがOracle Cloud Infrastructureの単一のVMクラスタの場合、ローカル・ストレージ(GB)のチャートは使用できません。Exadata Storageリソースには、ASMおよびExascaleにおける個々のストレージ分散が表示されます。

概要ページの「Exadata Storage」セクションには、各VMクラスタの階層的なストレージ分散が表示されます。内側のリングには、ストレージ・タイプ(ASMおよびExascale)に基づいてExadataインフラストラクチャに割り当てられた合計ストレージの分散が表示されます。外側のリングは、各ストレージ・タイプに対する各VMクラスタ/Autonomous VMクラスタのストレージ割当てに対応します。チャートの上にカーソルを置くと、対応するスライスに割り当てられたストレージが表示されます。円の中心の値は、インフラストラクチャに割り当てられたストレージの合計に対応します。

「リソース使用率」タブ:


ExadataインフラストラクチャのCPUリソース使用状況情報


Exadataインフラストラクチャのメモリー・リソース使用状況情報

CPUおよびメモリーの使用状況情報は、ExadataインフラストラクチャのVMクラスタについて表示されます。「CPU」使用状況タブには、割当て済OCPU (Exadata VMクラスタのX11ベース構成の場合のECPU)、データベースの数、データベースCPU使用率および各VMクラスタ内のすべてのデータベースにわたってプロビジョニングされた合計OCPU (Exadata VMクラスタのX11ベース構成の場合のECPU)などの情報が表示されます。同様に、「メモリー」使用状況タブには、割当済メモリー(GB)、データベース数、各VMクラスタのメモリー使用量などの情報が表示されます。

この情報は、各VMクラスタ・ホストにEMエージェントがインストールされているときに、各VMクラスタで使用できます。

「CPU使用率」タブの「データベース」列およびデータベースのCPU使用率列の下または「メモリー使用量」タブの「データベース」列および「メモリー使用量」列に表示される値が"-"の場合、エージェントが対応するデータベースにインストールされていないか、そのVMクラスタにデータベースが検出されていないため、この情報は使用できません。

「メンバー」タブ:


Exadataインフラストラクチャのメンバー情報

このページの「メンバー」セクションには、メンバー・ターゲットとその子ターゲット、ターゲット・タイプ、ステータスおよびバージョンのリストが表示されます。

「ネットワーク」タブ:


Exadataインフラストラクチャのネットワーク情報

「ネットワーク」タブには、ネットワーク名、ネットワークOCID、状態などの各Exadata VMクラスタのネットワーク情報が表示されます。また、コントロール・プレーン・サーバーのIPアドレス、使用されているIPv4マスクおよび使用されているゲートウェイも提示されます。

「ネットワーク」タブは、ターゲット・タイプCloud@Customerでのみ使用できます。

「インシデント」タブ:


Exadataインフラストラクチャ・ターゲットでのインシデント

「インシデント」タブでは、各メンバー・ターゲットについて、アラートとその詳細(問題の重大度、インシデントの要約、ターゲット名、ターゲット・タイプ、インシデントのステータス、そのエスカレーション・レベル、インシデントの経過時間、その最終更新日など)を表示できます。