Enterprise ManagerでのService Busのモニタリング
Enterprise Managerでは、Oracle WebLogic Managed ServerにデプロイされたService Busターゲットの状態をモニターできます。Oracle WebLogic Managed Serverを検出すると、Enterprise Managerは、デプロイされたService Busターゲットを自動的に検出し、一元的なモニタリングおよび管理の対象に追加します。
Enterprise Managerは、モニター対象の各Service Busターゲットのステータス、可用性、パフォーマンス、サービス、アラート、ビジネス・サービス、プロキシ・サービス、パイプライン・サービスおよび分割-結合サービスに関する情報を提供します。これによって、最新の構成詳細を表示し、特定の時間で構成詳細を保存して、構成詳細を別のService Busインスタンスと比較できます。Service Busでは、プロキシ・サービスとビジネス・サービス間の依存関係をグラフィカルに表示することもできます。
モニタリング機能以外に、Enterprise Managerを使用するとService Busターゲットのブラックアウトおよびインフラストラクチャ・サービスの作成もできます。ブラックアウトにより一定期間中(メンテナンス中など)ターゲットのモニタリングを一時停止する間、インフラストラクチャ・サービスは依存性サービスになります。依存性サービスは、Service Busターゲットが依存するインフラストラクチャ・コンポーネントを識別するために作成されます。