3.4.1 データへのアクセス
SHスキーマからデータ・セットにアクセスし、属性を理解するためにデータを探索します。
注意:
このユースケースに使用されるデータ・セットは、SHスキーマからのものです。 SHスキーマは、Oracle Autonomous Databaseで簡単にアクセスできます。 オンプレミス・データベースの場合、スキーマはインストール時にインストールされるか、スクリプトをダウンロードして手動でインストールできます。 サンプル・スキーマのインストールを参照してください。
データを理解するために、次を実行します。
- データにアクセスします。
- データ・セットの様々な属性または列を詳細に調べます。
- データ品質を(データを探索することで)評価します。
データへのアクセス
SHスキーマのSALES
表データを使用します。
データの調査
次の表に、SALES
の属性に関する情報を示します。
属性名 | 情報 |
---|---|
PROD_ID |
製品のID |
CUST_ID |
顧客のID |
TIME_ID |
yyy-mm-dd hh:mm:ss形式の製品購入のタイムスタンプ |
CHANNEL_ID |
チャネル売上データのチャネルID |
PROMO_ID |
製品プロモーションID |
QUANTITY_SOLD |
販売品目数 |
AMOUNT_SOLD |
金額または売上データ |
ターゲット変数の特定
このユースケースでのタスクは、売上額を予測するモデルをトレーニングすることです。 したがって、ターゲット変数は属性AMOUNT_SOLD
です。
親トピック: 時系列ユース・ケース