3 Oracle NoSQL Database表および索引の概要
表API (サポートされる言語のいずれか)を使用するのは、Oracle NoSQL Databaseクライアント・アプリケーションを開発する推奨方法です。表APIを使用すると、表メタファを使用してデータを操作できます。表メタファでは、データは複数列のデータに編成されます。表APIでは、無制限のサブ表をサポートしています。表に対する問合せのパフォーマンスを向上する索引を作成することもできます。
表APIとキー/値APIの両方を使用してストアにアクセスするクライアントが混在している場合は、異なるクライアントからのキーが競合する可能性がわずかにあります。ベスト・プラクティスとして、RAWキー/値データと表データの両方を格納するのにデータ・ストアを使用しないことをお薦めします。状況に応じて必要な場合は、キー列とデータ列の2つの列を含む表にキー/値データを格納することをお薦めします。これにより、表およびキー/値データの両方で表APIを使用できます。可能性は低いものの、キー間で発生する可能性がある競合を回避するには、すべてのKVキーに次のいずれかのみが含まれるようにします。
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単一のコンポーネント
- 単一のメジャー・コンポーネント
ノート:
このマニュアルでは、例でTableAPI.getTable()
をコールします。リクエストを満たすためにストアへの往復が必要になるため、このAPIをコールするコストは比較的高くなります。最適なパフォーマンスを得るには、このメソッドをコード内で慎重にコールしてください。