Oracle Formsをアップグレードした後のアップグレード後のステップ
アップグレード・アシスタントを使用してOracle Formsをアップグレードした後で、いくつかのアップグレード後のタスクを実行する必要があります。
次のタスクを実行します。
- Formsコンパイラを使用して、Formsアプリケーション・ファイル(
fmx
、mmx
およびplx
)を再生成します。新しい実行可能モジュールを生成するときは、必ずcompile_all=yes
オプションを含めてください。 - 以前にFormsコンテキスト・ルート(
/forms
)をカスタマイズしたり、Formsアプリケーション名(/frmservlet
)をカスタマイズした場合は、そのようなカスタマイズを再作成するためにForms構成ヘルパー・スクリプトを実行する必要があります。詳細は、『Oracle Formsの操作』ガイドのOracle Forms構成ヘルパー・スクリプトに関する項を参照してください。
- 古いOracleホームに格納されているカスタム・ファイルはすべて、新しいインストールの対応するディレクトリにコピーしてください。これには、カスタムJARファイル、WebUtilに関連付けられたカスタム・ファイルなどが含まれます。
- ソース・ドメインにFormsアプリケーション・デプロイメント・サービスがある場合は、アップグレード・オプションを指定して
fads_config.py
スクリプトを実行する必要があります。- 管理サーバーを起動します。
- アップグレード・オプションを渡す
fads_config.py
を実行します。Formsドメインを作成または更新した場合は、次を使用します。
$ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh $ORACLE_HOME/forms/fads/fads_config.py upgrade
ノート:
新しいサーバーがファイルの存在を認識できるように、サーバーを停止してから古いファイルを新しいディレクトリにコピーする必要がある場合があります。