DB-アイドル

システムDB-アイドル・イベントは、Oracle Forms RuntimeとOracle Forms Runtimeが接続されているデータベース間のアクティビティを監視します。このイベントは、関連するアプリケーションによって実行されるデータベースとの対話を監視します。このイベントは、2つの方法で有効にできます。最初の方法は、環境変数FORMS_DB_IDLE_TIMEを整数に設定する方法です。この値は、このイベントを起動するまでに待機する秒数を表します。

また、このイベントは、SET_APPLICATION_PROPERTYDB_IDLE_TIMEに追加された新しい引数を使用してプログラム的に有効/無効にすることもできます。DB_IDLE_TIMEの値は整数(秒単位)です。これをPL/SQLで使用する方法の詳細は、Form Builderのヘルプを参照してください。

次のような制限があります。

  • DB-アイドル・イベントの内部タイマーは、データベース・アクションの完了後即座に開始されます。これには、アプリケーションの起動時に発生するFormsのデフォルトのログオン・アクションは含まれません。

  • デフォルトでは、このイベントは1回のみ起動します。たとえば、COMMITが実行された後に、データベースに対するアクティビティがこれ以上行われず、事前設定時間に達すると、このイベントが起動します。イベントの起動後にアイドル状況のままであっても、イベントが再度起動することはありません。このイベントに監視を続行させるには、アプリケーション・プロパティDB_IDLE_REPEATTRUEに設定することにより、プログラム的に設定する必要があります。