Oracle WebLogic Serverのロード・バランシング
Formsリスナー・サーブレットのアーキテクチャでは、標準のHTTPロード・バランシング技術を使用して、システムのロード・バランスを実現します。
Oracle HTTP Serverリスナーで提供するロード・バランシング・メカニズムでは、複数のWebLogicインスタンスをHTTPプロセスと同じホストで実行することも、複数の異なるホストやその組合せで実行することもできます。次に、HTTPリスナーはHTTPリクエストをOracle WebLogic管理対象サーバー・インスタンスにルーティングします。
次のシナリオは、考えられる組合せのほんの一例で、可能性の一部を示すことを目的としたものです。ユーザーのサイトにどのような選択が最も適しているかは、様々な要因により異なります。この機能の詳細な説明は、『パフォーマンスのチューニング・ガイド』の「モニタリング」を参照してください。
次の図では、4つのデプロイメント・シナリオを示します。
図-19 Oracle HTTP Listenerと同じホスト上にある複数のOracle WebLogic Server

「図-19 Oracle HTTP Listenerと同じホスト上にある複数のOracle WebLogic Server」の説明
図-20 Oracle HTTP Listenerとは異なるホスト上にある複数のOracle WebLogic Server

「図-20 Oracle HTTP Listenerとは異なるホスト上にある複数のOracle WebLogic Server」の説明
図-21 それぞれが異なるホスト上にある複数のOracle WebLogic Serverと複数のOracle HTTP Listener

「図-21 それぞれが異なるホスト上にある複数のOracle WebLogic Serverと複数のOracle HTTP Listener」の説明
図-22 異なるホスト上にある複数のOracle HTTP Listenerと同じホスト上にある複数のOracle WebLogic Server

「図-22 異なるホスト上にある複数のOracle HTTP Listenerと同じホスト上にある複数のOracle WebLogic Server」の説明
ノート:
HTTPリスナーおよびOracle WebLogic Serverを使用したForms Servicesのチューニングと最適化を行うには、『パフォーマンスのチューニング・ガイド』の「Oracle HTTP Serverのチューニング」を参照してください。