4.2 フィルタリングとパッケージ化
複数のオブジェクトをパッケージできると有用な場合がよくあります。たとえば、大きなプロジェクト内の単一プロセス、およびプロセス実行に必要な参照データのすべてをパッケージ化します。
フィルタを適用する方法には次の3通りがあります。
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オブジェクトを名前でフィルタリングするには、プロジェクト・ブラウザの下部にあるクイック・キーワードNameFilterオプションを使用します
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プロジェクト・ブラウザをフィルタリングして単一のプロジェクトを表示するには(他のオブジェクトをすべて非表示)、プロジェクトを右クリックし、「選択したプロジェクトのみを表示」を選択します。
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オブジェクト(プロセスやジョブなど)をフィルタリングし、その関連オブジェクトを表示するには、オブジェクトを右クリックし、「依存関係フィルタ」を選択し、「選択したアイテムによって使用されているアイテム」(選択したオブジェクトによって使用される他のオブジェクト、たとえば選択したプロセスによって使用される参照データを表示)、または「選択したアイテムを使用しているアイテム」(選択したオブジェクトを使用するオブジェクト、たとえば選択したプロセスを使用するいずれかのジョブ)のいずれかを選択します。
フィルタがプロジェクト・ブラウザに適用されているときはいつでも、フィルタがアクティブであることを示すボックスがタスク・ウィンドウのすぐ上に表示されます。たとえば、次のスクリーンショットには、「解析例」プロセスによって使用されるオブジェクトのみが表示されるようにサーバーがフィルタリングされていることを示すインジケータが示されます。

次にサーバーを右クリックし、「パッケージ..」を選択して、表示されるオブジェクトをパッケージ化できます。これにより、表示されたオブジェクトのみがパッケージ化されます。
フィルタをクリアするには、インジケータ・ボックスにある「x」をクリックします。
パッケージ化の前にフィルタリングされたビューからいくつかのオブジェクトを特に除外する場合があります。たとえば、いくつかのサンプル・データを含むスナップショットへのマッピングがあるデータ・インタフェースからデータを読み取るプロセスを作成したとします。プロセスを他のデータのセットに対して再利用するためにパッケージ化するとき、プロセスとそのデータ・インタフェースは公開しますが、スナップショットとデータ・ストアは除外しようとします。スナップショットとデータ・ストアをフィルタから除外するには、スナップショットを右クリックし、フィルタから除外を選択します。プロセスへのデータ・ストアの関係はスナップショットを経由するので、データ・ストアも除外されます。パッケージ化では常に表示されるオブジェクトのみがパッケージ化されるので、スナップショットとデータ・ストアはパッケージに含まれません。