7.3 フィルタリング・イベントについて

クイック・フィルタ

クイック・フィルタ・オプションは、「イベント・タイプ」「ステータス」および「タスク・タイプ」でのフィルタリングに使用できます。イベントをフィルタリングするには、フィルタに含める値を選択し(複数の項目を選択するには、[Ctrl]キーを押しながら選択)、画面左下にある「フィルタの実行」ボタンをクリックします。

たとえば:

サーバー・コンソール

フリー・テキスト・フィルタ(先行検索)

詳細なフリー・テキスト・フィルタ・オプションは、「プロジェクト名」「ジョブ名」「タスク名」および「ユーザー名」でのフィルタリングに使用できます。これらはフリー・テキストであるため、フィールドに名前の一部を入力できます。これらの任意のフィールドに名前の一部を入力すると、オブジェクトにその名前の一部が含まれる場合は、そのオブジェクトが表示されます(一致では大文字と小文字が区別されます)。たとえば、ライブ・システムで稼働しているすべてのプロジェクトに「Live」という語を含む名前を指定する命名規則を使用する場合、ライブ・システムのすべてのイベントを次のように表示できます。

フィルタ

ノート:

「プロジェクト名」列は、デフォルトでは表示されません。表示されるようにビューを変更するには、左側にある「列の選択」ボタンをクリックして「プロジェクト名」ボックスを選択します。

日付/時間フィルタ

画面右側にあるフィルタの最終設定で、イベントのリストを日時でフィルタリングできます。特定の日付を簡単に指定できるように、日付ピッカーが用意されています。イベント・ログにアクセスしている際は、最新のイベントのみが表示されますが、必要に応じて、フィルタを適用して古いイベントを表示できます。

ノート:

イベントがEDQによって履歴から削除されることはありませんが、リポジトリに保存されているため、リポジトリ・データベースに構成されているカスタム・データベースレベルのアーカイブまたは削除ポリシーの影響を受けることがあります。

イベントは、開始時刻または終了時刻(あるいはその両方)でフィルタリングできます。たとえば、2008年11月に完了したすべてのジョブおよびタスク(システム・タスクではない)を表示するには、フィルタを次のように適用します。

フィルタ

列選択

イベント・ログに表示される列のセットを変更するには、「イベント・ログ」領域の左上にある「列の選択」ボタンをクリックします。「列選択」ダイアログが表示されます。必要に応じて列を選択または選択解除し、「OK」をクリックして保存するか、「取消」をクリックして変更を破棄します。または、「デフォルト」をクリックしてデフォルト設定を復元します。

列の選択

「重大度」はめったに使用されない列で、現在、正常に完了したタスクまたはジョブは50に設定され、エラーまたは警告が発生したタスクまたはジョブは100に設定されています。

イベントを開く

ダブルクリックしてイベントを開くと、入手可能な詳細が表示されます。

タスクを開くと、タスクの実行時に生成されたメッセージを示すタスク・ログが表示されます。

タスク・ログ

ノート:

メッセージはINFO、WARNINGまたはSEVEREに分類されます。INFOメッセージは情報提供を目的としており、問題を示すものではありません。WARNINGメッセージは、プロセス構成(またはデータ)で問題が発生していることを示すために生成されますが、これによってタスクがエラーになることはありません。SEVEREメッセージは、タスクのエラーに対して生成されます。

ジョブでは、ジョブに対して通知電子メールが構成されている場合、ジョブの完了イベントを開くと、Webブラウザに通知電子メールが表示されます。通知が設定されていないジョブには、詳細情報は保持されません。

イベント・ログからのデータのエクスポート

イベント・ログの表示可能データは、CSVファイルにエクスポートできます。これは、Oracleサポートに連絡した際に、サーバー上で何が実行されているかの詳細を要求された場合に便利です。

イベントの現在のビューをエクスポートするには、「CSVにエクスポート」をクリックします。これにより、CSVファイルを書き込むクライアントでブラウザが起動します。ファイルに名前を付けて「エクスポート」をクリックし、ファイルに書き込みます。

詳細は、Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプを参照してください。