5 結果のパージ

EDQではリポジトリ・データベースを使用して、処理中に生成される結果とデータが格納されます。すべての結果データは、別個のデータベースに内部で保持される格納済の構成を使用して再生成できるという意味で、一時的です。

結果リポジトリ・データベースのサイズを管理するために、特定のセットのステージング済データ(スナップショットまたは書き込まれたステージング済データ)、特定のプロセス、特定のジョブの結果、または特定のプロジェクトのすべての結果をパージできます。

たとえば、古いプロジェクトの結果をサーバーからパージしても、プロジェクトの構成を格納しておけば、プロジェクトのプロセスを将来再び実行可能にできます。

なお、プロジェクト、プロセス、ジョブ、またはステージング済データ・セットを削除すると、そのプロジェクト、プロセス、ジョブ、またはステージング済データのセットに対する結果は自動的にパージされます。このため、必要な場合はプロジェクト構成をパッケージ化し、パッケージのインポートをテストしてから、サーバーから削除できます。すると、必要な場合は後の日付で構成をアーカイブから復元できます。

特定のスナップショット、書き込まれたステージング済データのセット、プロセス、ジョブ、またはプロジェクトの結果をパージするには:

  1. プロジェクト・ブラウザでオブジェクトを右クリックします。パージ・オプションが表示されます。

  2. 適切なパージ・オプションを選択します。

パージする大量のデータがある場合、タスクの詳細が「タスク」ウィンドウに表示される場合があります。

ノート:

  • データをディレクタからパージしても、サーバー・コンソールの「結果」ウィンドウからデータは削除されません。同様に、サーバー・コンソールでデータをパージしても、ディレクタの 「結果」 ウィンドウは影響を受けません。したがって、ディスク領域を解放する場合は、データを両方からパージすることが必要な場合があります。

  • EDQの結果パージのコマンドが適用されるのは、実行ラベルがない(つまり、ディレクタからか、runjobsコマンドを使用するコマンドラインからの実行)ジョブ実行のみです。

  • サーバー・コンソールの結果パージのルールが適用されるのは、実行ラベルがある(つまり、サーバー・コンソールで実行ラベルを割り当てられた実行か、runopsjobコマンドを使用するコマンドラインからの実行)ジョブ実行のみです

  • 設定された期間後にデータをパージするように、サーバー・コンソールでルールを構成できます。詳細は、Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプの"結果パージ・ルール"に関する項を参照してください。これらのパージ・ルールはサーバー・コンソールの結果にのみ適用されます。