1.3.10.13 日付差異
「日付差異」プロセッサは、2つの日付/日付配列の値を比較し、その差異を返します。差異は、指定したオプションに従って、年、月、週または日、あるいはこれらの組合せで返されます。
「日付差異」は、2つの日付の差異を導出するために使用します。たとえば、生年月日属性が指定された個人のデータ・セットがある場合は、「現在の日付の追加」の後に「日付差異」を使用して、各個人の現在の年齢を計算できます。
次の表に、構成オプションを示します。
オプションを使用して、「日付差異」が各レコードの2つの日付値の差異を出力する方法を決定します。年、月、週および日に対して個別の出力属性が出力されますが、オプションは組み合せて使用できます。たとえば、「日付全体」オプションのみを「はい」に設定すると、日付の差異は単純に日数で出力されますが、すべてのオプションを「はい」に設定すると、差異は、年数、月数、週数および日数で構成され、この場合、日数は必ず0から6までの値になります(7日は1週間に該当するため)。
構成 | 説明 |
---|---|
入力 |
2つの日付属性を正しく指定します。 |
オプション |
次のオプションを指定します。
|
出力 |
データ属性またはフラグ属性の出力を記述します。 |
データ属性 |
次のデータ属性が出力されます。
|
フラグ |
なし。 |
比較する日付の一方がNullの場合、「日付差異」プロセッサでは日付の差異を計算できないため、選択したすべての出力属性にnull値が出力されます。
「日付差異」プロセッサは、サマリー・データを出力しません。新しい日付差異属性は、データ・ビューのその他すべての属性の左側に表示されます。
出力フィルタ
なし。
例
この例では、日付差異を使用して、Date of Birth
属性と現在のProcessing Date
を比較することで、顧客の年齢を年で導出します。出力属性は、WholeYears
からAge
という名前に変更されています。
ProcessingDate | 生年月日 | 年齢 |
---|---|---|
05-Jun-2008 16:03:14 |
07-Jul-1984 00:00:00 |
23 |
05-Jun-2008 16:03:14 |
21-Jun-1933 00:00:00 |
74 |
05-Jun-2008 16:03:14 |
08-Jun-1913 00:00:00 |
94 |
05-Jun-2008 16:03:14 |
12-Jul-1952 00:00:00 |
55 |
05-Jun-2008 16:03:14 |
02-Jul-1919 00:00:00 |
88 |
05-Jun-2008 16:03:14 |
03-Jan-1915 00:00:00 |
93 |
05-Jun-2008 16:03:14 |
14-Sep-1914 00:00:00 |
68 |
05-Jun-2008 16:03:14 |
17-Feb-1940 00:00:00 |
68 |