1.3.1.4 式フィルタ
「式フィルタ」プロセッサを使用すると、EDQの式言語を使用して式を作成できます。この式は、レコードの合否を判定して、レコードを別々の出力フィルタに分けるために使用されます。
「式フィルタ」プロセッサは実際には、式を構成するGUIを提供する「論理チェック」プロセッサの拡張形式です。「論理チェック」のGUIでは構成時に式が表示されるため、「論理チェック」を使用して有効な式の構成方法をが学習できます。
「式フィルタ」は、すべての入力レコードに対して簡単なテストを適用し、テストに合格したレコードを失敗したレコードと分ける場合に有効です。
入力
「式フィルタ」プロセッサは、任意の数、任意のタイプの入力を取得できますが、正式な日付属性は例外です。
オプション
オプション | タイプ | 目的 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
論理式 |
式 |
EDQの式言語における必要なフィルタ・ロジックです。次のノートを参照してください。 |
なし |
EDQの式言語のノートの詳細は、「式のノート」を参照してください。
出力
データ属性
なし
フラグ
フラグ | 目的 | 使用可能な値 |
---|---|---|
ExpressionFilter |
式フィルタ・テストの結果を格納します |
Y - テストにパスした場合 N - テストに失敗した場合 |
実行
実行モード | サポート |
---|---|
バッチ |
はい |
リアルタイム・モニタリング |
はい |
リアルタイム・レスポンス |
はい |
出力フィルタ
「式フィルタ」プロセッサからは、次の出力フィルタが使用可能です。
-
True - 式フィルタ・テストにパスしたレコード
-
False - 式フィルタ・テストに失敗したレコード