1.13.2 ファイルのダウンロード
ファイル・ダウンロードは、EDQで処理するファイルをサーバー・ランディング領域に取得するために使用します。ファイルは、Oracle Object Store (OCI)、Amazon Web Services (AWS)、Azure Data Storage、Google Cloud Platformなどのクラウド・ストレージ・プロバイダ、またはその他のネットワーク・リソースからダウンロードできます。必要な場合は、ユーザー認証の詳細やプロキシ/ファイアウォールの設定をファイル・ダウンロード・タスクの一部として設定できます。
ファイル・ダウンロード・タスクに設定できるオプション一式は次のとおりです。
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URL
: ソース・ファイルの場所を指定します。内部の場所かサーバーが接続できる別のネットワーク・ファイルの場所を指定できます。Oracle Object Store (OCI)、Amazon Web Services (AWS)、Azure Data Storage、Google Cloud Platformなどの様々なストレージ・プロバイダからダウンロードできます。 格納済資格証明を使用しますか。
: 格納済資格証明を使用して、指定したURLのログイン資格証明を自動的に取得する場合は、このチェック・ボックスを選択します。資格証明名
: 構成したすべての使用可能な格納済資格証明をリストします。ドロップダウン矢印をクリックして、必要な格納済資格証明を選択します。ノート:
このフィールドは、「格納済資格証明を使用しますか。」チェック・ボックスを選択した場合にのみ有効になります。-
ユーザー名
: ユーザー名を指定します(ファイルをダウンロードするために認証の詳細が必要な場合)。ノート:
このフィールドは、「格納済資格証明を使用しますか。」チェック・ボックスを選択した場合は無効になります。 -
パスワード
: パスワードを指定します(ファイルをダウンロードするために認証の詳細が必要な場合)。ノート:
このフィールドは、「格納済資格証明を使用しますか。」チェック・ボックスを選択した場合は無効になります。 -
プロキシ・ホスト
: プロキシ/ファイアウォール・サーバーの名前またはIPアドレス(サーバーがインターネット/ネットワークに直接接続されない場合)。 -
プロキシ・ポート
: プロキシ/ファイアウォール・サーバーへの接続に使用されるポート。 -
プロキシ・ユーザー名
: プロキシ/ファイアウォール・サーバーの認証に使用されるユーザー名。 -
プロキシ・パスワード
: プロキシ/ファイアウォール・サーバーの認証に使用されるパスワード。 -
ランディング領域のファイル名
: ファイルがランディング領域にダウンロードされたときにダウンロードされたファイルに付ける名前を指定します。ランディング領域のサブフォルダにファイルを格納しない場合は、スラッシュを使用してディレクトリ構造を指定してください(たとえば、DownloadedData/downloadedfile.csv
)。 -
プロジェクト専用フォルダを使用
: このオプションを選択すると、ファイルがプロジェクト専用のランディング領域に自動的に格納されます。通常これが使用されるのは、ランディング領域にアクセスできるのが同じプロジェクト内のプロセスのみになるようにプロジェクト権限が設定されている場合です。 -
SSLホスト名の不一致を許可
: このオプションを選択すると、SSL証明書に指定されたホスト名と証明書が適用されるサーバー名の矛盾をダウンロード・タスクが無視できます。 -
無効なSSL証明書を無視
: このオプションを選択すると、ホストの未確認のSSL証明書をダウンロード・タスクが無視できます。
ファイル・ダウンロード・タスクには名前を付けて、説明(オプション)を付けることができます。