1.3.6.9 数値プロファイラ

数値プロファイラは、数値属性の数値をユーザー定義バンドにソートします。

このプロファイラは、数値の分布を把握して、想定範囲外にある値を検出するために、数値属性に対して使用します。

次の表に、構成オプションを示します。

構成 説明

入力

単一の数値属性を指定します。

オプション

次のオプションを指定します。

  • 最小値に基づいて定義された数値バンドのリスト: 数値の分類先となるバンドを決定します。参照データ(数値バンドカテゴリ)として指定します。デフォルト値は*数値バンドです。

デフォルトの数値バンド参照データはサンプル目的であるため、ほとんどのタイプの数値データには適しません。これは、パーセント値を分析するときに役立つ場合があります。

特定のバンドに該当しない(つまり、そのバンドより低すぎるか高すぎる)数値は、「範囲外」に分類されることに注意してください。

出力

データ属性またはフラグ属性の出力を記述します。

データ属性

なし。

フラグ

次のフラグが出力されます。

  • BandName: 数値が属するバンドを示します。使用可能な値は数値バンド参照データに定義されている数値バンドまたは「範囲外」です。

次の表に、このプロファイラによって生成される統計情報を示します。

統計 説明

バンド最小値

バンドの最小値。

バンド名

参照データに定義されているバンドの名前。

カウント

そのバンド内のレコードの数。

範囲外の数値(つまり、参照データ内に構成された数値バンド・セットの範囲外の数値)は、それぞれ結果ブラウザの個別の行に表示されます。

この例では、数値プロファイラがBALANCE属性の値を分析し、次のサマリー結果を出力しています。

デフォルトの*数値バンド参照データが使用されたことに注意してください。

サマリー・ビュー:

バンド名 バンド最小 カウント %

0-9

0

1997

98.8

101-9999

101

1

<0.1

範囲外

23

1.1

数値プロファイラは、データ内でバンド内の数値が1つ以上検出されたバンドの結果のみ出力します。これにより、多数のバンドを含む参照データを使用しながら、焦点を絞った結果を参照できます。

ドリルダウン・ビュー:

AREA_CODE BandName

2070

100-9999

2070

100-9999

2070

100-9999

2070

100-9999

2070

100-9999

2070

100-9999

2070

100-9999

2070

100-9999