はじめに

このドキュメントでは、セキュリティ・ベンダーやアプリケーション開発者向けに、WebLogic Serverで使用するセキュリティ・プロバイダの新規開発に必要な情報を提供します。

対象読者

このドキュメントは、WebLogic Server用に独自のセキュリティ・プロバイダを記述する独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)向けです。ここでは、このドキュメントをお読みになるISVの大半はセキュリティの概念をしっかりと理解している高機能アプリケーションの開発者であり、セキュリティの基礎概念については説明を要しないものと想定しています。また、セキュリティ・ベンダーおよびアプリケーション開発者はWebLogic ServerとJava (JMX (Java Management eXtensions)を含む)に精通しているものと想定しています。

関連ドキュメント

OracleのWebサイトでは、WebLogic Serverの全ドキュメントが公開されています。セキュリティ・プロバイダに関わるセキュリティ・ベンダーおよびアプリケーション開発者にとって重要と思われるWebLogic Serverドキュメントを以下に示します。

WebLogic Serverの新機能および変更された機能

WebLogic Serverのこのリリースに追加された新機能の一覧については、『Oracle WebLogic Serverの新機能』を参照してください。

表記規則

このドキュメントでは、次のテキスト表記規則が使用されます:

規則 意味

boldface

太字体は、アクションに関連付けられたグラフィカル・ユーザー・インタフェース要素や、本文または用語集で定義されている用語を示します。

italic

イタリック体は、ブック・タイトル、強調、またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。

monospace

等幅体は、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキストを示します。