B 以前のバージョンのキーストアとの相互運用

以前のリリースのOracle WebLogic ServerのキーストアとともにWebLogic Serverバージョン14.1.2.0.0以降のキーストアを使用する方法を学習します。

WebLogic Server 14.1.2.0.0以降を以前のバージョンのWebLogic Serverとともに使用している場合は、デモCA証明書およびデモ証明書の動作が14.1.2.0.0で変更されたことに注意してください。

WebLogic Server 12.1.2から14.1.1.0.0までは、WebLogic Serverのすべてのインストールで、同じデモCAとそのペアとなる秘密キーを共有しました。WebLogic Server 14.1.2.0.0からは、ドメインごとに一意のデモCAが生成されます。

WebLogic Server 12.2.1.4.0から14.1.1.0.0

以前のリリースからWebLogic Server 14.1.2.0.0以降にアップグレードした場合、アップグレードしたドメインでは、以前のリリースのデモCA証明書およびデモ証明書が引き続き使用されます。

WebLogic Server 14.1.2.0.0以降を以前のリリースとともに使用する予定の場合は、次の変更点に注意してください。

  • 新しいドメインが作成されるたびに、一意のデモCA証明書が生成されます。

  • デモIDキーストアはPKCS12形式になり、DOMAIN_HOME/security/DemoIdentity.p12にあります

  • デモ信頼キーストアはPKCS12形式になり、DOMAIN_HOME/security/DemoTrust.p12にあります

  • 新しいデモCA証明書およびデモ証明書の有効期限は、以前のリリースと比較して大幅に短縮されます。デモ証明書は6か月後に失効し、デモCA証明書は5年後に失効します。サービスを継続させるには、有効期限より前に更新してください。