4 開始する前に

このドキュメントでは、他のOracle Identity Management製品がデプロイされないKubernetesクラスタでOracle Access Management (OAM)を構成する方法について説明します。このタイプのデプロイメントの詳細は、「Kubernetes上のOAMのシステム要件」から開始して、順番にドキュメントに従ってください。

任意の準拠しているKubernetesベンダーに製品をデプロイできるため、このドキュメントではKubernetesクラスタを構成する方法については説明していないことに注意してください。

複数のOracle Identity Management製品を同じKubernetesクラスタにデプロイする場合は、『Kubernetesクラスタ内のOracle Identity and Access Managementのためのエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』に従う必要があります。また、OAMのみをインストールして他のOracle Identity Management製品をインストールしない場合でも、『Kubernetesクラスタ内のOracle Identity and Access Managementのためのエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』に従うことができます。

Oracle Access Managementデプロイメントの準備ができたKubernetesクラスタの構成方法を理解する必要がある場合は、『Kubernetesクラスタ内のOracle Identity and Access Managementのためのエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』に従ってください。そのガイドのエンタープライズ・デプロイメントの自動化に関する項には、次のことが可能な自動化スクリプトの詳細も含まれています:
  • Oracle Cloud Infrastructure (OCI)へのKubernetesクラスタの作成が自動化されます。Oracle Identity Management製品のデプロイメントの準備が整っています。
  • 準拠しているKubernetesクラスタへのOracle Identity Management製品のデプロイメントが自動化されます。

KubernetesへのOAMおよびOHSのデプロイに関する考慮事項

Oracle HTTP Server (OHS)およびOracle WebGateを使用してKubernetesにOHSをデプロイする場合は、続行する前に、Oracle HTTP Server on Kubernetesのデプロイおよび管理サポートされているアーキテクチャに関する項を読んで理解する必要があります。