6.3 永続ボリューム・ディレクトリの作成

「Kubernetes上のOAMのシステム要件」で説明したように、Kubernetesクラスタのノードは、ネットワーク・ファイル・システム(NFS)マウントや共有ファイル・システムなどの永続ボリュームにアクセスできる必要があります。

次の例では、NFSボリュームはKubernetesクラスタ内のすべてのノードにマウントされ、ディレクトリ/nfs_volumes/oam/accessdomainpvを介してアクセスできます。

次のステップを実行します。
  1. 管理ホストで次のコマンドを実行して、accessdomainpvディレクトリを作成します:
    cd <persistent_volume>
    mkdir accessdomainpv
    sudo chown -R 1000:0 accessdomainpv
    例:
    cd /nfs_volumes/oam
    mkdir accessdomainpv   
    sudo chown -R 1000:0 accessdomainpv
  2. 管理ホストで次を実行して、永続ボリュームに対する読取りおよび書込みが可能であることを確認します:

    ノート:

    次の例では、ファイルを作成するユーザーのユーザーIDが1000であるか、ユーザーがグループ0の一部であると想定しています。
    cd <persistent_volume>/accessdomainpv
    touch fileadmin.txt
    ls fileadmin.txt
    例:
    cd /nfs_volumes/oam/accessdomainpv
    touch fileadmin.txt
    ls fileadmin.txt