10.4.2 OIGコネクタのコピー

Oracle Identity Governance (OIG)コネクタをKubernetesクラスタにコピーするには、2つのオプションがあります:

• コネクタを永続ボリュームに直接コピーします。
• kubectl cpコマンドを使用して、コネクタを永続ボリュームにコピーします。

ノート:

コネクタを永続ボリュームに直接コピーすることをお薦めしますが、たとえば、Oracle Cloud Infrastructure上のOracle Kubernetes Engineなどの管理対象サービスを使用すると、ドメイン・ディレクトリを直接マウントできない場合があります。このような場合は、kubectl cpコマンドを使用する必要があります。

永続ボリュームへのコネクタの直接コピー

次のコマンドを実行して、コネクタzipファイルを永続ボリュームにコピーします:

cp -R <workdir>/connectors/<connector> <persistent_volume>/governancedomainpv/ConnectorDefaultDirectory

例:

cp -R /OIGK8S/connectors/Exchange-12.2.1.3.0 /nfs_volumes/oig/governancedomainpv/ConnectorDefaultDirectory/

kubectl cpコマンドの使用

次のコマンドを実行して、コネクタzipファイルをコピーします:

kubectl -n <domain_namespace> cp <workdir>/connectors/<connector> <cluster_name>:/u01/oracle/idm/server/ConnectorDefaultDirectory/

例:

kubectl -n oigns cp /OIGK8S/connectors/Exchange-12.2.1.3.0 governancedomain-oim-server1:/u01/oracle/idm/server/ConnectorDefaultDirectory/