Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行 アイデンティティ管理の使用 スケジューラの管理 スケジュール済ジョブの診断 カスタム・プロパティの構成によるスケジュール済ジョブ実行での遅延の回避 22.6.3 カスタム・プロパティの構成によるスケジュール済ジョブ実行での遅延の回避 アイデンティティ・システム管理の「スケジューラ」セクションで「今すぐ実行」ボタンをクリックしても、スケジュール済ジョブの実行はすぐには開始されません。実行は数分後に開始されます。 この問題を回避するには: Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control 12cにログインします。 システムMBeanブラウザにナビゲートします。 「アプリケーション定義のMBean」で、「Oracle.iam」、「Server: OIM_SERVER」、「Application: oim」、「XMLConfig」、「XMLConfig.SchedulerConfig」の順に展開します。 「スケジューラ」MBeanをクリックしてから、「操作」タブをクリックします。 「createCustomProperty」をクリックします。 「操作: createCustomProperty」ページの「パラメータ」で、次のパラメータ値を入力します: propName: org.quartz.jobStore.misfireThreshold propValue: 10000 「起動」をクリックします。操作に成功したら、「戻る」をクリックします。 「操作」タブで、「fetchCustomProperties」をクリックしてプロパティを検証します。 「起動」をクリックします。ステップ6で設定したプロパティが「戻り値」の下に表示されます。 Oracle Identity Governanceサーバーを再起動します。