8.4 イングレスを介したOUDSMへのアクセス

Helmチャートを使用して、イングレス・オブジェクトは構成に従って作成されます。

次の表は、イングレスを介してOracle Unified Directory Services Manager (OUDSM)インタフェースにアクセスするためにイングレス・オブジェクトで構成されたルールの詳細を示しています。

ポート NodePort ホスト ホスト名の例 パス バックエンド・サービス:ポート サービス名:ポートの例
http/https 30080/30443 <deployment/release name>-N oudsm-N N <deployment/release name>-N:http oudsm-1:http
http/https 30080/30443 * *

/oudsm

/console

<deployment/release name>-lbr:http oudsm-lbr:http

ノート:

上の表では、値の例は、Helmチャート・インストールのデプロイメント/リリース名として値'oudsm'に基づいています。表に示されているNodePortは、前の項で説明したイングレス構成に準拠しています。外部LoadBalancerが使用不可/未構成の場合、Kubernetesノード上のNodePortを介してインタフェースにアクセスできます。

ホスト名ベースのイングレス・ルールを検証するための/etc/hostsの変更

OUDSMホスト名インタフェースでDNSを更新できない場合は、OUDSMインタフェースへのアクセス元となるホストの/etc/hostsファイルに次のエントリを追加できます。
<IP Address of External LBR or Kubernetes Node>	oudsm oudsm-1 oudsm-2 oudsm-N
  • 上の表では、ホスト名は、Helmチャート・インストールのデプロイメント/リリース名として値'oudsm'に基づいています。
  • 外部LoadBalancerが使用不可/未構成の場合、Kubernetesノード上のNodePortを介してインタフェースにアクセスできます。