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Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapterユーザーズ・ガイド
リリース14c (14.1.2.0.0)
部品番号G24046-01
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はじめに

対象読者

Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapterユーザーズ・ガイド リリース14c (14.1.2.0.0)へようこそ。

このドキュメントは、Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapter(旧称Adapter for Oracle Applications)を使用する技術コンサルタント、開発者およびシステム統合コンサルタントを対象としています。

このマニュアルは、次の実用的な知識があることを前提としています。

これらの製品の使用経験がない場合は、オラクル社研修サービスで提供されている研修クラスに出席することをお薦めします。

Oracle Applications製品の詳細は、「関連する情報ソース」を参照してください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

お客様のOracleサポート・サービスへのアクセスおよびご利用は、該当するサービスの注文時に指定された利用条件に従うものとします。

構成

1  Oracle E-Business Suite Adapterの概要
2  Oracle E-Business Suite Adapterの機能
3  Oracle E-Business Suite Adapterの概念
4  XML Gatewayの使用
5  ビジネス・イベントの使用
6  コンカレント・プログラムの使用
7  インタフェース表およびビューの使用
8  PL/SQL APIの使用
9  E-Commerce Gatewayの使用
10  Oracle E-Business Suite Adapterの実行時の構成
A  トラブルシューティングおよび回避策
B  Oracle E-Business Suite Adapterのプロパティ

関連する情報ソース

Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapterの知識と理解を深めるために、オンライン・ドキュメント、研修およびサポート・サービスを含む多くの情報ソースを利用できます。

関連ドキュメント

Oracle Help CenterのOracle Fusion Middlewareライブラリを参照してください。

また、Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapterの設定および使用時に、次のガイドを参照してください。これらのドキュメントは、Oracle E-Business Suiteドキュメント(HTMLまたはPDF)でオンラインで入手できます:

Oracle E-Business Suiteの概念

このマニュアルは、Oracle E-Business Suiteリリース12.2のデプロイを計画している人、または構成の重要な変更を行う人を対象としています。Oracle E-Business Suiteのアーキテクチャおよびテクノロジ・スタックを説明した後、特定の目標を達成するために必要なアクションの概要と、インストールおよび構成の選択肢を示します。

Oracle E-Business Suiteセキュリティ・ガイド

このガイドには、アクセス・コントロール、ユーザー管理、機能セキュリティ、データ・セキュリティ、セキュア構成および監査など、セキュリティ関連トピックの幅広い範囲が含まれています。また、Oracle E-Business Suiteをシングル・サインオン環境に統合する方法も説明します。

Oracle E-Business Suiteユーザーズ・ガイド

このガイドでは、Oracle E-Business Suiteのユーザー・インタフェース(UI)を使用して、製品のナビゲート、データの入力および問合せ、およびコンカレント要求の実行方法について説明します。作業環境の設定およびUIのカスタマイズに関する基本情報も含まれます。Oracle Enterprise Command Centersの概要も含まれています。最後に、このガイドでは、Oracle E-Business Suiteのアクセシビリティ機能およびキーボード・ショートカットについて説明します。

Oracle E-Business Suite統合SOAゲートウェイ・ユーザーズ・ガイド

このガイドでは、高レベルのサービス有効化プロセスについて説明し、ユーザーがOracle Integration Repositoryにある統合インタフェース定義およびサービスを参照ならびに表示する方法について説明します。

Oracle E-Business Suite統合SOAゲートウェイ実装ガイド

このガイドでは、統合管理者向けに、ネイティブ・パッケージ化された統合インタフェース、コンポジット・サービス(BPELタイプ)、カスタム統合インタフェースなどの統合インタフェース用Webサービス・アクティビティの管理方法について説明します。また、サービス起動フレームワークを設定して実装し、Oracle E-Business SuiteからSOAPおよびRESTサービスを呼び出す方法と、Webサービス・セキュリティを管理し、ログを構成し、サービス・モニターを使用したインバウンド・サービス起動およびサービス起動モニターを使用したサービス起動フレームワークを介したアウトバウンド・サービス起動の両方をモニターする方法についても説明します。

データベース・ツールによるOracle E-Business Suiteデータの変更の禁止

特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle E-Business Suiteデータを変更しないことをお薦めします。

オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、記憶、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle E-Business Suiteデータを変更すると、データの整合性が損われたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。

Oracle E-Business Suiteの表は相互に関連付けられているので、Oracle E-Business Suiteを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle E-Business Suiteを使用せずにOracle E-Business Suiteデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle E-Business Suiteで予測できない結果が生じる可能性があります。

Oracle E-Business Suiteを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle E-Business Suiteにより自動的にチェックされます。Oracle E-Business Suiteは、情報を変更したユーザーを記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。